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セッション コレクターズ・エディション [Blu-ray]
5,184円
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ざっくりいうと、名門音楽校での鬼教師が率いるジャズバンドに入った青年の物語。副次的にその教師の内面もちらほら見えるが今作では
メインは一つに絞って、狂気的な世界に翻弄され、もがく一人の青年を中心に話が展開されていく。
終始、緊張感が途切れず、先の展開も予想できず、
ついつい没頭して見てしまった。作品の熱量という意味では
最近見てきたものではトップクラスだった。
これがアカデミー賞5個ノミネート3個受賞までいった理由は、独自のカタルシスがそこに生まれていたからだろう。
玄人好み、大衆好み、それぞれに特有の魅力があり、ジャズを題材にしたシリアスな映画というのは特に日本人にとっては玄人好みのカテゴリだ。録音賞や編集賞など、ぱっと見作品の傾向とは関係なく、技術のみの評価で受賞されそうなものでも、作品自体に何らかの大衆性がなければ複数受賞まではいけないものだと思う。
あえて注文をいえば、もう少し徹底的でもよかったかもしれない。
というのは、バンドの他のメンバーと主人公は明らかに温度差がある(理由は作品を見ればすぐにわかる)。そこが微妙にちらほら垣間見えるけれど、どうせならそこをもっと展開させるか、もしくはもっと排除して主人公と教師しか見えないくらいの狭さと暗さで仕上げても面白かったのかなと思う。ただもうこれは自分の好みのレベルかもしれない。
音楽・ジャズに詳しい人は、他人とは違った感想を持つことだろう。
自分も詳しくないので、そういう人たちにとってはお勧めできるかは分からないが、それ以外では、子供連れの家族以外なら楽しめるでしょう。
ちなみに、ウィキペディアを見てみると、ほぼネタバレだったので、
未見の方はウィキでは調べない方がいい(2017年5月6日現在)。
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