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モスコのブログ

漫画・アニメを中心とした,サブカルチャーを中心(+映画)。
内容としては、作品の紹介・感想・批評が多いです。


写真撮影OKなものは、SNSアップもOKとの事。

今放映中なので、懐かしいんだか
何だか分からんが、当時漫画も読んで
好きだった作品。

二重の極み
牙突
アバンストラッシュ

だけでなく、魔方陣も真似して
作ってみた記憶もある。

作者の方ではドラクエ四コマ
の方が記憶に残ってるが(笑)

ネットの評判を見ていると、

「同じような展開」とか、

「(シリーズの中で)目新しさがない」

という意見がちらほらあった。

 

まぁそうかなと思いつつ、もっと

趣深く捉える事も出来るなとも思った。

 

例えば、詫びに来た花菱会に対し、

逆に3000万円を渡す張会長。

これは1と描写が被るとも言えるが、

ヤクザなんてやってることはチンピラ

と変わんねぇえよ、という皮肉と

捉える事も出来る。

何しろ、1では組織の末端のポン引き

が金を持って帰らせられ、3では

花菱会の幹部と張会長という

最上層部でそれに似た

滑稽なやり取りをしているのだから。

 

また、2では山王会が内部変化を機に

金儲け第一主義、稼げる奴が出世する

という方針になり、3では花菱会が同じ

ような展開となる。

しかし、比べてみると、2は大友という

イレギュラーがきっかけとなりその体制が崩れるが

3では西田(と花田)が自主的に

その流れに反抗して、親分までも手にかける。

(まぁきっかけは大友絡みではあるが)

 

とはいっても、結局のところシリーズ3作

を通して内部抗争やらシマの取り合いだかを

ヤクザたちは繰り返している。そんな無常感

を改めて味わうという事で3を楽しむのも

いいのではないか。

 

 

 

 

 

まず最初に、

今回の映画は私はシリーズファン向けになら80点くらいで

おススメしたいし、シリーズ未視聴や好きでない人には

55点くらいであまりお勧めできない。ただ、1・2章とは

映画全体の気色はだいぶ異なるので、逆に今作だけ

嫌いになる・気に入る人がもいるかもしれない。よって、

65点とは、少し恣意的な曖昧表現であることを前提とします。

 

あらすじ・ネタバレ

前作ラストにより日本を追われ張会長の協力のもと韓国に

身を潜めていた主人公・大友。しかし、ある時日本のヤクザが

自分たち(張会長)の縄張りでもめ事を起こす。実はそのヤクザ、

花菱会の一員であり、一旦は大事にならないと思われたが、

結果として張会長の部下を一人殺されてしまった。

そして大友は・・・。

 

映画としては、既に見知った面子と新しい面子の紹介の

強弱をうまく見せながら、大友が日本で暴れざるを得ない

展開へと巧みに話が作られている。

花菱会の内部紛争、弱体化した山王会、張会長、公権力と

様々な組織の思惑の水面下で大友達が時に操られ

時に忠実に動き、そして暴走する。

 

前作出演陣の現行や、お馴染みのコント的な笑いどころ、

特殊な殺し方、など非常に魅力的な内容だった。

ただ、前作などにくらべると爽快感・カタルシスは弱い。

これはストーリー上、しょうがないと思うし、こういうストーリー

になるのも必然と思うので、それはこういう映画なのだ、として

割り切るべきだろう。だから冒頭で述べたように、楽しめる

条件の人がいくべき映画であって、「こうすれば良かった」と

苦言を呈するような映画ではない、のだと思う。

 

インタビューでもあったが、俳優の健康面から不参加を

きっかけとして、新しい設定を次回作に生かすあたり、

やっぱり構成力が高い監督なのだと思う。それは

ゼロから練り上げてそれを完遂させる力だけでなく、

状況に合わせて上手く形を仕上げる対応力も含めてのだ。

 

張会長(金田時男)の出番が今回かなり増えているが、

素人とはまったく思えないほどの存在感があり、俳優と

並んでも全く見劣りしない。監督が言うように俳優たちの

「養殖」ではない、素のままで十分な「天然」の威圧感がある。

 

映画に関係ないが、鑑賞した時、韓国人のカップルも

この映画を見に来ていた。冒頭は韓国や韓国語のシーンも

多いため、どのようにこの映画を見たのか非常に気になる。