ずいぶん前のことだけど地元の飲み会で、友人の恋人がきた。
こういっちゃ悪いんだが、とにかくその恋人が私には合わなくて、
自分が言ったことが正しい。勝たないと気が済まない人だったのだ。
とにかく噛みつく。「猛犬注意」の張り紙を頭に貼ってやりたい気分だった。
友人の恋人だったので、当時何も言い返せずにいたが
なんでこんな人に惹かれたんだろと心の中で思っていた。
そしてこんな人になりたくないなと。
その飲み会が終わってから、だいぶ後のこと。
私にも付き合ってる彼がいて、喧嘩の時に言われたことで今でも心に残っていることがある。
そうやって俺がいうことに勝とうとしてくるのやめてくれないか。
と言われてしまったのだ。
俺がなんなしに言ったことにも「でも」と返してくる。
とこっぴどく怒られた。
怒られたあと、冷静に考え、その友人の恋人のことが真っ先に頭に浮かんだ。
自分の鏡だったんだなと。
ああなりたくないと思ってる姿は、実際自分の嫌な部分を映していた。
そもそも、その当時付き合ってる彼とは喧嘩が少なかったのも我慢させていたのかもしれない。
生きているといろんな人に感謝をしたくなるが、
言ってくれる人には、どんな関係でも感謝しなくては。
自分だけの力で気づくことは、とてもむずかしいことだからだ。