精神障害者(統合失調症患者)の大川裕樹による文集(文章:文学:文献) -64ページ目

精神障害者(統合失調症患者)の大川裕樹による文集(文章:文学:文献)

精神疾患を患いながらも必死に文章を発掘しています。
よろしければ病気を持った患者の思考を拝見してください。

オシャレと好きな格好 Y.O
 『オシャレと好きな格好』
 この題名だけで、今日は暗い内容にはならないと思います。
 現在、服装に気を使う私ですが、それも障害年金の使い道になる事で、つらい障害からゆとりを持てる、数少ない趣味の一つです。もう一つの趣味はオーディオですが、また次回にします。
 さて、ファッションについてですが、私がファッションについて興味を持ったのは、愛成会病院を二十六歳の時退院し、障害年金を頂けるようになってからです。
 当時、障害年金を貰っていなかった時、治療費にお金がかかり、オシャレどころではなかったのですが、数年後、『障害厚生年金2級』に上がり、余裕が出来たからです。
それだけでなく幻聴が嫌がっていたのがファッションです。
彼ら(幻聴たち)が理解不能な問題で、私の興味だけで行動できるのが、ファッション、並びに十数年通っているお店とその店長さんです。
私の障害は、店長さんのセンスと、私からの無理な要望でも、受け入れてくれる人望に全く無関心です。
私はよく、どこに行きたいとか、幻聴に聴きますが、洋服店に行きたいとは一度も言った事はありません。つまり幻聴の個性のちょっとした短所が分かるのです。
 
幼少期には、全くファッションに縁が無かったのですが、母親に『部屋を青くすればいいのに』とか、今ブルージーンズを多くはいている理由はそこから来ているのでしょう。
ファッションセンスを磨くとは思っていませんが、自分が『すごくいい』とか、『かっこいい』と思う物は積極的に買ってしまいます。
 店長さんいわく『1930年~1950年のアメリカのファッションを私が好んで着ている。』と言ってくれています。
 
私の好きな事は、ブランドをミックスさせて、オリジナル性を出しているのですが、勉強はまだまだです。最近は、お金を持っていないと店長さんが思っている事と、毎日お店に行っているので、邪魔にされています。

でも、この様な行為も、治療の一環なのです。
いきがいなのです。リハビリなのです。
感謝しているのです。
店長の笑顔が見たいのです。