えー。去年の9月以来となるオオギリダイバー参戦です。ひいては生の大喜利もそれ以来となります。そのレポ。よろ。

それなりに日々の仕事をこなし、余暇を見つけてはアイドルにうつつを抜かしと、非常に間尺の合った充実感を得ております。
と、同時に。現状、自分と大喜利の距離感をイマイチ掴めておらず、ともすれば見失いそうな感触を取り戻すために、僕は今七夕まつり真っ盛りの仙台にお邪魔しています。

日立システムズホール仙台。去年に引き続き大会の舞台となるここは、かつて喜利の王でも使用された良会場。3Fのエッグホールは終始、文字通りの熱気に包まれていました。

すっかりお馴染みとなった顔触れに安堵を覚えつつも、新しい顔が散見されるとやっぱり嬉しくなってしまう。ましてや大喜利自体が初めてなんて聞くともう。形はどうあれ、大喜利はどんどんやってくべきです。推せます。

今回の組み合わせは前東北大会の成績順にブロックを選択できるという試み。ありがたい措置なのかどうかはともかく、罠箱さんに次いで2番目に選択権のあった僕は、逡巡しながらもBブロックを選択した罠箱さんを避け、隣のCブロックに収まりました。
ここはやや自己嫌悪ポイントであったと自覚しております。ハイ。何をおいても大喜利に「楽しさ」を標榜する男が見せた駆け引き。逃げ。いっそ飛び込んでしまえば良かったんだ。

結果的にアドバンテージもクソもない死のブロックと化したフォースルールでの予選。あにはからんや、一発目のお題がイタコお題。去年の一発目に出くわした関門が今年も出足を阻んできました。

一般成人男性の持つイタコの引き出しなんてたいがいカラッポだかんな!!!!

とは言え、一答目で3ポイントを獲得したことで、少しイケるんじゃないかという気持ちが萌芽してしまいました。甘い。
着実にポイントを積み重ねる間雲亭吠駆さんの横で、中盤から終盤にかけての僕のパンチは軽すぎました。手数とスピードは意識してても、全然ウエイトが乗っかってない。試合運びがとてもとてもヘタクソでした。

フォースルールで勝ちたい。当面の僕の目標です。


【セルフレビュー】

お題:「この風鈴、1日目の職人が作ったんだろうな」 どんな風鈴?

回答:1チリン/h


音声にしますと「毎時1チリン」となりますが、文字に起こすことで産まれる面白味もあったかと思います。


敗者として挑む敗者復活戦。チェンジなしの一発お題でタイマンの2分ルール。不遜な発言ではありますが、僕のスタイルに合っていて一番力を発揮できる形だと思いました。

勝者が相手となる羊狩りさんとチョム加藤さんの対戦を見届ける。予選ブロックでもぶつかっていたここは文庫本さんも交えて異次元の格闘を繰り広げていたので、まあどっちが来てもヤでした(笑)
勝ち上がってきたのは羊狩りさん。自分の大喜利を貫ける人は強い。だからと言って手控えたりはしないけど、自分の正しさを疑いかける錯覚が怖い。
かろうじて退けた後、決勝戦のお相手はばっくざらんさん。ここはイイ感じで進めることができたと思ってます。何よりも近距離での打ち合いがシビレました。ばっくさんも手数を出す接近戦に強いなという印象でした。拮抗してましたねえ。


【セルフレビュー】

お題:「そんなもの、ダーツで決めるなよ!」 何を決めようとしている?

回答:愚息の第一志望


その日の全ボケの中で、最も言葉の力で押し切れたボケでした。いみじくも父親視点になって最高。これがMAの大喜利だ。よろしくな。


救われて本戦。去年、一歩届かなかった罠箱さんとのお手合わせが実現しました。が、早い早い(笑)入口で遭難しちまうよ。
即まとめますが、戦いぶりとしては100%理想的な自分がいました。最善を尽くして届かないのなら本望です。圧倒的な敗北が心底嬉しくなった。罠箱さんは永久に隙を見せることが無いと思う。罠箱さんという人間に完敗しました。燃え滾る思いをその先に見つけることが出来たので良し!


【セルフレビュー】

お題:東北3泊4日 ○○○○しまくりツアー

回答:東北3泊4日 朝と昼 ブランチと称してごまかしまくりツアー


単語・穴埋めお題が大好きな自分を隠し切れなかった。ずっとペンが止まらなかったし、無限に出せたと思う。実際、僕はチェンジ権を使いませんでしたから。


全体的に感動が場を支配していた本戦。東北の急先鋒でもある吠駆さんが目を瞠る活躍をされていました。
会場の誰しもが「罠箱さんが負ける・・・」と息を飲んだ刹那がありました。失礼な見方ですが「これはヤベーな」と。
準Vながらも、吠駆さんの思いがひとつ成就して刻まれた瞬間のように映ったし、確実にブレイクスルーになったと思います。勝手ながら。


小学生ちっくにまとめますけど、本当に楽しかった。主催者ならびに参加者のみなさん。本当にありがとうございました。

犬飼和真さんは一番人柄の出る大喜利をします。故に楽しい。今回もカブせが炸裂しましたよ。男鹿マサ子がよ。
田んぼマンさんは自由。平和の象徴。故に鳩。羽音はやかましいけど、大空をいかんなく飛び回ってました。
とれいんさんは会場を沸かせ、地力も見せつけてくれました。楽しさをプロデュースできる能力に長けた人です。
正義さんは出オチ感強すぎ(笑)だからこそ逆に真摯な部分がさらけ出されていて、それが全員に行き渡ったと思います。
ベネットさんは圧倒的な進化を果たしていました。時間の使い方をしっかりと身に着けていて、持ち味でもある程良いブラックさが光ってた。
キミテルさんやあふろだんぺ~さん、Rの人さんなど初めましての方々ともしっかりお話することができました。財産。


さて。本日は東北2DAYS後半戦。東北大喜利杯が2年ぶりに開催されます。
生大喜利2日目の男が虎猫さんにトラウマを植え付けてからもうそんなに経ちますか・・・。
今年はより東北色の強い大会となっております。エントリーもまだまだ受け付けてるそうです。

15:30より、仙台市の戦災復興記念館 4F研修室にて開催。

来ましょう。みんなで作り上げましょう。