小銭を握りしめて、駄菓子屋に足を運んだ子ども時代。筆者ももちろん友だちとみんなでばくばく食べてました。20代の記憶に残る、なつかしの駄菓子にはどんなものがあるのでしょうか。5位から発表します。

調査期間:2010/5/11~2010/5/16
アンケート対象:COBS ONLINE会員
有効回答数 500件(ウェブログイン式)



■ 第5位「ねるねるねるね」(22票)
・自分で粉と水を混ぜ合わせているうちに、色や状態が変わっていくのがおもしろかった
・CMの魔女のまねをしながら食べるのが好きだった。へっへっへ……。

1985年にクラシエフーズから発売された「ねるねるねるね」。砂糖を主成分とした粉に水を加えてかき混ぜることで「ねるねる」を作り、キャンディーチップやチョコクランチにつけて食べます。化学実験でお菓子を作り出すような感覚が斬新でした。こういったお菓子は、今では「知育菓子」と呼ばれるそうですが、今でもまだ買えるそうですよ。ひさしぶりに「ねるねる」してみます?

■第4位「BIGカツ」、「ソースカツ」(25票)
・今思えばカツっぽくないんだけど、当時は、カツを食べていると感じられた
・ソースと微妙にカレーっぽい(?)カツの夢の競演が実現している

30円で買えたお手軽な「カツ」シリーズ。見た目はペラッペラにもかかわらず、ソースの風味とあいまって、なぜかちゃんとそれっぽい味がするんですよね。ちなみに、これらのカツは豚肉ではなく、魚介類を使っていることが多いようです。ボリュームもあるので、筆者は小腹がすいたときによく食べていました。

■第3位「ぬ~ぼ~」(27票)
・何とも言えないふわふわ感が大好きだった。ぬぼーっとしたキャラクターも好きだった
・モナカの中に今で言うエアチョコみたいなのが入ってておいしかった。あるときから見かけなくなってさみしい

1988年に森永製菓から発売され、大ヒットしたチョコレート菓子。当時開発されたエアインチョコという特殊な技術で、ふんわりとした食感を出していたようです。
■第2位「ビックリマンチョコ」(39票)
・ウエハースの中にちょっとナッツが入っている所が、いい食感を出してて、好きでした。シールだけとって「チョコはいらない」って人の分もたくさんもらってました
・おこづかいの90%を費やして集めていました。シール欲しさに……

言わずと知れた「ビックリマンチョコ」が第2位。おまけのシール目当てで、中身のチョコを食べずに捨てる子どもが増え、社会問題にもなりました。裕福な家庭の子が、「大人買い」と呼ばれるような大量購入をして、品薄になった地域もあったようです。シールの印象があまりにも強いですが、実は中身のチョコもおいしかったんですよね。

■第1位「うまい棒」(169票)
・安い。子どもにとっては結構ボリュームがあった。食べすぎて夕飯が食べられなくなってお母さんに怒られた
・味のバリエーションが豊富。小さいころはたくさんの種類を買って、食べる順番を決めるのが大好きでした

1979年にやおきんから発売された「うまい棒」。10円という価格と、「コーンポタージュ」、「たこ焼き」、「めんたい」など、味のバリエーションの豊富さで、今なお大人から子どもまで人気の駄菓子です。後を引く味なので、1本食べ終わるともう1本、もう1本といきたくなってしまうんですよね。ちなみにこのうまい棒、「子どものころもよく食べたけど、今では酒のつまみになっている」という方も。長年にわたって愛される、息の長い駄菓子です。

5位以下はこちら↓

よっちゃん(20票)/チョコバット(19票)/ヨーグル(19票)/都こんぶ(16票)/ふ菓子(15票)/蒲焼き(焼肉・酢だこ)さん太郎(13票)/ヤングドーナツ(11票)/ポテトスナック(10票)/コーンポタージュ(9票)/わたパチ(9票)/すっぱいレモン(うめ・ぶどう)にご用心(9票) etc……

子どものころに食べていた駄菓子がふいに懐かしくなって、食べたくなることってありますよね。街の駄菓子屋さんも今では少なくなってしまいましたが、機会があれば童心に帰って、あのとき夢中になった駄菓子を食べ歩きたいもの。皆さんの思い出の駄菓子はありましたか? 

(根岸達朗/プレスラボ)

※今回は懐かしの駄菓子は?という質問だったのですが、うまい棒が1位というのは納得できない。うまい棒は僕はいまだに買ってます。別に懐かしくなんかないですよ。(編集部:梅田)