大原省三について | 聾史を探る(旧)

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大原省三は秋田県能代市生まれで、小学生の時の病気が元で耳が聞こえなくなり、秋田県立盲亜学校(現秋田県立聾学校)に入り、13歳になると東京聾唖学校(筑波大学付属聾学校)に入学しました。

18歳の時、第4回文部省美術展覧会で初入選を果たし、その後も数々の美術展で入選しました。

東京聾唖学校卒業後は東京聾唖学校の教諭となり、生徒達を指導しました。その功績を称えてヘレン・ケラー教育賞を受賞しました。

大原省三は全日本ろうあ連盟のシンボルマークを作成した人物でもありました。

全日本ろうあ連盟のマーク解説

龍の耳が海の中に落ち、耳は転じて龍の落し子になる。ろうとしての龍の耳が海の中に落ちたことになれば、たつの落し子はろうあ者を象徴するシンボルになる。たつの落し子は耳を型どっており、愛嬌があり、全国のろう者のマスコットとされている。これを全日本ろうあ連盟のマークに採用した発案者は大原省三画伯である。

http://www.jfd.or.jp/about/jfdlogo

みんなの手話のハニワのイラストを施したのは大原省三です。

聾歴史を探る-みんなの手話


大原省三の生家

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大原省三を称える記念碑

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