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サイトウキネン・オーケストラのことを前回書きましたが、
そこから連想される名前は指揮者の小澤征爾です。
そして、小澤-サイトウキネンといえば、僕はチャイコフスキーの弦楽セレナーデを思い浮かべてしまいます。
サイトウキネンはブラームスの交響曲は全曲演奏したし、ベートーベンの交響曲も全曲録音した。
それなのに、チャイコフスキーの弦楽セレナーデのイメージがとても強いのだ。
それは多分、小澤征爾さんのテレビ番組や著書を読んだからではないだろうか。
小澤征爾さんの師・斎藤秀雄先生が繰り返し繰り返し、弦楽セレナーデを演奏させたということが、僕の心に強く残っている。
そして、サイトウキネンの原点は弦楽セレナーデなのだと思っている。
それは同時に、アンサンブルの原点であるとも言える。
実情を明かせば、その当時はその曲以外はなかなか練習ができなかったという事情があるようだ。
楽譜の問題もあろうし、管楽器メンバーの問題もあるのだろう。
他に集まって練習できる曲がないから、繰り返し練習したというのは、まさしく、音楽を心の底から愛しているからこそではないのだろうか。
ところで、チャイコフスキーの弦楽セレナーデはモーツァルトへの敬愛から作曲されたといわれている。
正直言って、恥ずかしくなる音楽ではあるけれど聴き入ってしまいます。
麻薬のような中毒性がある音楽です。






