2009年12月9日愛犬のピンは虹の橋を渡りました
沖縄に住み始めたころ自分が住む街がどんなところなのか散歩しながら廻ってた時
ふと、目に止まったのがボロボロになってた張り紙が張ってあった動物病院
里親募集と書かれてたけど誰からも声がかからず あと1日で保健所に行く予定とのことだった
ミニチュアピンシャーの3歳の男の子
事故に遭い、飼い主さんがそんな我が子の口からの出血と内臓の飛び出しを見て
「気持ち悪いから捨てます」と、たまたま事故を目撃した獣医さんに告げて去っていったということで
獣医さんが連れ帰り手術をして助けてくれた仔
でも命は助かったけど、まともに歩けないし走れないし声さえも出ないということで誰からも声が掛からなかったピン
ピンという名前もミニピンということで獣医さんが付けてました
そんな張り紙がきっかけでピンを引き取ることになったけど
病院から家までは抱っこしながら帰ったっけ
ずっと震えてて小さくなってて・・可哀想だったピン
そんなピンに24時間付きっ切りでリハビリみたいなことをしてた
朝の散歩には体を支える布で持ち上げるように歩きから始め
家に帰れば両手で体を支えながらトコトコ
そのせいかは知らないけど、数ヶ月でまっすぐ歩けるようになり声も出るようになった
目の前で「わんわん」と言い、それを繰り返し何度も何度も
素人だからそれが良かったとは言わないけど わんこらしい声で「わんわん」と返すようになった
そしたらアイツ・・トイレに行くときも、ちょっと部屋を移動するときもベッタリくっ付いてきたっけ
ただ風呂は嫌いなようで「お風呂」って言うと逃げ回れるようになるまで回復
その頃のてぃーだ君、宿の経営をしてたけど
客室の掃除にシーツの交換などなどしてるときも側にはピンがいてくれた
最大宿泊人数48人の宿だったけど一人だけでなんでもかんでもやってたから
かなり大変だった
そして朝も早かった~
5時ジャストには「おい朝だぞ散歩に連れて」けってことで手を甘噛み
それを無視してると布団の上で暴れ、それでも無視すると顔面を踏みつけてきた
顔も洗わず寝ぼけ顔で出発
初めのころは1時間くらいゆっくりと歩いてたけどいつの間にか2時間3時間と・・・
そして長いときは5時間もぶらぶら
走ることもできるようになったころ一度だけピンを助けてくれた病院に連れて行ったけど
ここまで元気になるなんて奇跡って言われて ちょっとだけエヘン
散歩が終わってから宿のことメチャ頑張った
客がチェックアウトしたあとのことをやって次のお客さんがチェックインできるまでの
数時間が地獄の忙しさだったけどピンがいてくれたから楽しかったかも
《てぃーだの宿》
・わんこがいます、犬が苦手な方はご遠慮ください
・経営者がわがままなためマンゴーを無理やり食べさせます
(市場で傷物で売り物にならないマンゴーが毎日5個10個と貰ってたから)
・長期滞在者には朝の散歩に付き合わせることもあります
などなどHPには書いておいたけど
集まって来るんだね わんこ好きなかたとかが
長期滞在で最長で2年くらいの大阪の青年がいました
多いときで十数人の半年以上の長期滞在者でほとんどがリピーター
中にはピンを目当てに来て散歩に連れ出す人もいて
数時間帰って来ないときも
その子は茨城の女の子で何度も来てくれたっけ
長すぎブログで申し訳ない
書く方も、ちと疲れたということで、続きはまた今度・・いつかねいつか