部下の評価をする時、結果だけを見て、良い悪いをうんぬんするのは簡単で、たぶん子供でもできるように思います。
しかし、途中のプロセスを見て、「できている所と、できていない所」をしっかりと見て、部下を勇気づける事ができるのは、有能なリーダーしかできない❗
この頃、そんなことを強く思っています。
今日は、結果主義の罠、リーダーシップの本質とは?についてお伝えさせていただきます。
結果至上主義人事評価の行きついた所は?
私は、若い頃、鉄道会社の人事部課長をしていた時代に、成果主義の評価制度を構築したことがあります。
ちょうどバブル崩壊後の時期で、まさに日本経済が収縮し、なりふり構わず外国に見習い、結果や成果主義が主流となった時代でした。
「100の議論より100円稼げ!」とは、ある管理職の友人が、自分の席の後ろの壁に、張っていた言葉です。
確かに、当時の日本企業は、コンセンサスづくりや合意形成のための根回しに時間がかかり過ぎ、
経営のスピード感に、危機感を持ったリーダーも多かったように思います。
当時の私は、人事考課の責任者として、成果主義に基づき、課長クラスの年収の差を極力大きくすることに躍起になっていました。
そしてその考えが限度を超えて行き着いた所で、何が起こったのでしょうか?
仕事の結果や短期的成果しか見ない人事評価や人間観は、働く人々の充実感や達成感を犠牲にし、
人間関係をとげとげしいものにしてしまい、組織の全体最適を考える余裕もなくなり、至る所で軋みが生じてしまったように思います。
成長が止まり、うまく行かない事ばかりの現代、プロセスもしっかり見て、部下に勇気づけができるリーダーか今、特に求められているように思います。
組織に革新を起こし、ビジネスの厳しい競争環境で成功するためには、結果だけでなく、部下の努力やプロセスにも目を向け、
共感と感謝で忍耐強く部下を支えるリーダーシップが不可欠です。
組織に革新を起こすには、結果至上主義では成功しない!
私は2022年の3/21号、パワハラ問題の特集で、日経ビジネスのインタビューを受けた際、時もパワハラチックな「結果至上主義のリーダーは成功しない」と述べました。
我々は結果至上主義の罠から学び、新しい挑戦に果敢にチャレンジする部下を育て上げるために、リーダーシップの本質を見つめ直すことが今、重要だと思います。
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