日本人の[ほうがんびいき]も。

足の遅い船に速度を合わせる護送船団方式も。

そんな弱者に対する同情心として表れてくる習性は、群れる動物のDNAに起因している。

それとは反対に、単独行動をする動物には同情心はなく、むしろテリトリーを守ろうとするDNAから強者を異常に怖がって、弱者は逃げ出すまで攻撃をしてくる。

対立は避けられない。

韓国では大統領を辞任すると報復されるのも、韓国には「水に落ちた犬は、たたけ！」という“ことわざ”があるようにDNAに起因して、そんな報復や対立を繰り返している。

「他民族国家」で検索すると。

文化は異文化の交差点から生まれてくるという記述もある。

日本には固有の文化があって、文楽のように芸術的な価値を高めているけど、やがて固定概念化して行き詰ってしまう。

元々！日本人は、いろんなDNAが混ざりあった他民族国家で。

最近では“外国語なまり”のない日本語を話す外国人が多いけど。

もともと日本人は他民族国家で、外国人のDNAに抵抗感はなく、対立することもなく受け入れてしまう。

“外国語なまり”のない日本語を話す外国人も多いし“なまり”のない英語を話す日本人が多いのも、すでに日本語の方が英語に近づいて、影響されているのかも知れない。

「他民族国家」で検索すると。

文化は異文化の交差点から生まれてくるという記述もある。

欧米では民族対立・宗教対立が深刻だけど、日本人の方が他民族に対して拒否反応は少ないのかも知れない。

そのうえに！

日本人の[ほうがんびいき]も。

足の遅い船に速度を合わせる護送船団方式も。

そんな弱者に対する同情心として表れてくる習性は、群れる動物のDNAに起因して、単に歩調が合ってるだけでなく、群れは常に感情を共有して[感情]は対立ではなく[感情]で一つになっている。

最近では教室でグループ学習が増えているけど、グループ学習では、むしろ！違う視点でものを見たり、誰も気が付かないものに気付いたりする子がヒーローになっていく。

ペーパーテストとは正反対で、教科書に書いてあることを話しても評価されることはなく。

生徒を序列化する偏差値からは何も生まれてこない。

ペーパーテストは現状維持で、イノベーションで失敗している。

しかし！

グループ学習では違う視点や、違う解釈をする子によって、古い知識がヒントになっていくと、そんな子が生徒からも評価される。

むしろ古い知識からでも新しい[ひらめき]を得ると評価してもらえる。

ルイス・キャロルとしての数学は、独自の世界観には不思議なリアリティーがあって、すぐ側に感じることができて分かりやすい。

評価基準が「独自の世界観や違う視点そして違う解釈に現実感はあるのか？」というように変化して。

グループ学習はペーパーテストとは評価基準が根本的に違ってくる。

イノベーションは周囲を出し抜くことだけど。

誰かが気付けば良い。

そんな一瞬の変化を感じ取って、グループは[ひらめき]を共有している。

しかも日本人は護送船団方式で、足の遅い船に速度を合わせているので、落ちこぼれはない。

グループ学習では、想像以上の成果を得ることができて、もうペーパーテストや生徒を序列化する偏差値は消滅していくのかも知れない。

ペーパーテスト 31