皆さんもムダ毛の処理はとても面倒ですよね。遺伝上余り生えない人が羨ましいかぎりです。そこで、クリニックなどで永久脱毛を考えた方も多いと思います(；´Д`A
しかし、その料金はなかなか高額で、市販のクリームや脱毛器は効果が確実なものではありませんでした。
そのため、何とか自分でできないものかと、考えた方法を現在、実験中です。それは、毛髪化学と皮膚科学に加え、再生のメカニズムを考えた方法です。
私は、以前美容師だった経験で毛髪の再生をいかに再生出来るかまたは、成長促進出来るかを研究してきましたが、今回は、逆の死滅させたいという考えです。なぜなら、私は、表皮の皮膚が薄くカミソリなどでは、処理しきれない毛根内部の残りでが薄く透けて視えるため青ヒゲの様になってしまうのです。
そしてピンセットなどで抜く事を考えますが、痛みの割には毛周期という生えるメカニズムがあるためそんなに効果が持続しない事も多いのです。
抜くことを継続しているとメカニズムのバランスが崩れ、刺激の受けた肌は鳥肌のようになり、皮膚再生の過程で毛穴が閉じてカミソリで処理することでさえ難しくてなり、無惨な状況になることも、しばしば。
そこで、自分で出来る効果が期待できそうな方法です。

まずは構造理解とメカニズム

基本的な肌から毛が生えている構造を図解にして見ました。ダブレットで作ったので、簡易的で申し訳ありません。

この様にな構造で毛は生えているのですが、表皮が薄いと剃った後に真皮に残っている毛根が薄っすら見えるため青髭のようになります。

そのため、抜くわけですが

たいていの場合図にように、毛根できれてしまうか、毛乳頭だけ残されてしまうのです。確かに、再生するまで時間がかかるので、脱毛期間は長いのですが、毛乳頭がある限り再生し続けます。
では、毛乳頭ごと抜いてしまえば良いのではないだろうか。
そこで、毛穴を温める抜きやすくすることにしました。

毛穴は、様々な方向を向いて生えているため、逆らわず、ゆっくりと引き抜きます。消して勢いで抜いてはいけません。
すると、毛の根元にブヨブヨした黒い玉のようなモノが付いて来ました。成功です。

ですが、毛乳頭は毛細血管と繋がっているので、当然、出血します。外部血液が見えなくても、赤くなるのでわかります。出血するという事は、体がケガをしたと認識して患部の体温を上げ、再生しようとします。そこで、すかさず冷やします。すると、毛穴が閉じ、血管は収縮して安定します。

★毛抜きの基本は手当ての基本

を当てはめてみました。

RICE処置（応急処置）

RICE処置とは、下にあげるケガの応急手当ての４つの原則の頭文字をとった言葉です。

１、Rest(安静)
２、Ice（冷却）
３、Compression（圧迫）
４、Elevation（高挙）

１、Rest(安静)
むやみに触らないこと、患部から細菌が入ると、炎症を起こします。気にせずほっとくが第１の鉄則！

２、Ice（冷却)

毛乳頭の場合は血管と繋がっているため内出血と腫れが起こります。この内出血と腫れを最小限にくいとめる（＝組織の再生を促し、回復速度を速める）ために、一番有効なのが冷却（アイシング）、つまり患部を氷などで冷やすことです。
腫れあがってしまってからでは傷の治りが遅くなってしまうので、そうなる前に、抜いたら一刻も早く冷やすことが第２の鉄則！
１回の冷却（アイシング）は、20分から30分程度が目安。冷たくて痛い感じを通りこし、感覚がなくなったら休み、インターバルをおいてまた冷却と繰り返します。
氷水の入ったバケツに患部をひたしたり、氷の入ったビニール袋で患部を冷やすのが良いのですが、この時、凍傷にならないように注意してください。

＊氷を局部に当てるのは難しいので、ジェルアイスノンがオススメです。
冷たくなっている時間は長く、冷凍しても、固形化することはありません。

３、Compression（圧迫）

患部を適度に圧迫することで、損傷した組織の細胞液が他の部分に流れ込むのを防ぎ、内出血とはれをくいとめます。つまり、圧迫も冷却（アイシング）と同時に、はれあがる前に素早く行うことが必要。
ただし、圧迫が強過ぎてしまうと却って症状を悪化させることもあるので、決してぎゅーぎゅーしてまったりしないよう、あくまで慎重に！
圧迫の時間の目安も5分～10分程度です。

４、Elevation（高挙）

血管が切れると、損傷した部分から血液やリンパ液があふれ出してたまってくるため、腫れがおこります。この時、患部を心臓より高い位置に保ってあげると出血が減り、血液が心臓に戻りやすくなって腫れを抑え、早くひかせることができます。
心臓より下にいくほど、ケガした場合に細胞液がたまって出ていきにくい＝腫れやすいので、腫れが大きくなることから、足や腕などの脱毛は、処理後、高く挙げておきます。

現在では、この手順を何回か繰り返してうちに生えてくる毛は薄くなり、場所によっては、生えてきません。

毛髪のメカニズムは、解っていても、最終的には遺伝や、脳からの伝達により、決定されるので、あくまで、最も自力でで脱毛の効果があった方法です。ちなみに、私は、青ヒゲ卒業しました。まだ、通常どうり、男性なので、ヒゲは生えますが、本数は少なくなり、カミソリで剃っただけでも、青く目立つことは無くなりました。恐らく、続けていけば、最も少なくなる予想です。

自力で永久脱毛