離婚?仮面夫婦?夫の不倫を知ったら・・・
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女の勘ってすごいよ

二回とも未遂で終わった夫は、またしても携帯チェックを許した。

いつでもオープンにしてるから、見てくれていいよ。

やましいことなんか、もう二度としないからいつでも見て。


確かにそれ以降、携帯のメールには何もなかった。

仕事柄、飲み会は多いが、きちんと連絡はくれていた。

もともと、どこの誰と飲んできたなんて聞かなかった。

夫も最初の頃は「誰とどこで」と報告してくれていたが、

数ヶ月も経つとそれもなくなり、私も当然だと思っていた。


そして1年半以上が過ぎて。

なんだか夫婦の間に隙間風を感じるようになった。

なにかこう、心ここにあらず状態。

普通の会話も相づちだけで真剣に聞いてる様子がない。

メールの返事も義務的。

セックスも何ヶ月もなかったりする。

漠然とおかしいなぁ~と思っていたけど、

携帯メールにはおかしいところはなにもない。

思い過ごしか?


そんな時、夢を見た。

夫が見知らぬ女性とどこかの駅の改札口に

消えていき、私は慌ててそれを追っている。

でも、切符がなくて入れず、

待って!と夢の中で叫んでいた。


深夜2時に飛び起きた私はただならぬものを感じ、

夫の携帯のメール機能だけでなく、いろいろなところを

見てみた

夫携帯はドコモ。私は違う携帯だったので、機能が

よくわかってなかった。

iモードのラストページを見たら、yahooメールだった。

見知らぬID。

夫が持っているものとは明らかに違うID。


来週には会えるのね。楽しみだわ。

○○さんのことを思うと、濡れてしまって大変。

またいっぱいかわいがってね。


私も早く会いたくてたまらないよ。

今度はたくさん写真を撮りたいな。いい?


『おはよう~』『今、仕事中です』『今日はいい天気だね』

『今日はいやな上司と一緒で大変だった』


二人のメールは朝から晩まで一日何回も交わされていた。

文面からしても、あっていることは間違いない。

メールをさかのぼりながら、本当に手が震えて指先が冷たくなり、

目の前が白くなっていくのを感じた。

妻以外とのセックス

結婚している男性は妻以外と

セックスしているのだろうか?


私たち夫婦は学生時代に知り合ったので、もう20年以上の

付き合いになる。

当然20年以上同じ人とセックスしているわけだ。

私は夫が他の人とセックスしたいと思うのは当然だと思ってきた。

同じ体ばっかりじゃ飽きるだろうし、私の体型だって崩れてきてる。

プロ(ソープランドとか)の人なら、外でしてきてもいいよ。

そう言って来た。


そう考えたのは、学生時代の経験からだ。

私は生活のためにお水のバイトをしていたことがある。

高級クラブのホステスさんというやつ。

だから男の欲望は普通の女性より理解していると思う。

みんな持ってて当然なんだよね。

でも、男性全部が欲望をあからさまに出すわけじゃないこと、

女性と飲んで話すだけで満足させる人もいることも見てきた。

ホステスと寝る事だけを目的に来る人は軽蔑される世界だった。

売り上げのために客と寝るホステスはもっと軽蔑された。

私のようなお気楽バイトは関係なかったけど。(笑)


付き合って20年もたち、子供も産んで容姿もスタイルも

見る影もなくなった私に飽きるのはしょうがない。

でも欲望を発散させるなら、プロの人相手にして。

風俗の人なら体だけのつながりでしょう。

その場限りの相手なら許せると思った。


でも、夫はプロ相手には出来ない人種だったらしい。

気持ちが入らないと、多少の恋愛感情がないと

セックスできないタイプだったようだ。

『単純な性欲』だけだったら、こんなややこしいことには

ならなかったのに。

他の女とセックスしたかったのか?

スキー旅行の最中に出会い系サイトの女性とメールしていた夫。


まだ会ってない。

メールを10日間ぐらいしただけだ。

その言葉をまんまと信じた私は許した。

会ってないというのが嘘だったのか、本当だったのかは

未だにわからない。

私は信じたかったのだろう。

彼を、二人が積み重ねてきた日々を。


それから私は彼の携帯をちょくちょくチェックするようになった。

何もないことに安心する、平穏な日々が半年ほど過ぎた。

しかし。

ある日、深夜12時過ぎに携帯が鳴った。夫はもう寝ている。

こんな時間に仕事のメール?

不審に思った私が携帯を見ると、案の定女性からのメール。

『今日は残業で遅くなっちゃって、こんな時間になっちゃった

もう寝てるかな?おやすみ』



またやられた。

来たメールは削除し、痕跡を残さないようにしていたらしい。

でもね、自宅にいる時間にメールが来ることぐらいあるでしょうに。

想像つかないものかしら?


夫はまたも言い訳に走った。

前回登録していたところから、最近になってメールが来た。

新しく登録したんじゃない。

前回会う約束までこぎつけたのに、それが急に出来なくなって

欲求不満だったのかもしれない。

なんとなく返信してしまったんだ。



今度も10日ぐらいのお付き合いで、相手はOLさんなんだそうだ。

・・・彼の言うことも、彼女の自己紹介も嘘くさいけど。

そしてお決まりの言い訳。


申し訳ない。もうしない。


今度は修羅場だった。

なぜ何回もメールしたがるの?

メール交換するのは楽しいの?

怒りをぶつける私。

そんなに他の女とセックスしたいの?

という言葉が喉まで出掛かっていたのに、飲み込んでしまった。

はしたない。そんな言葉はあからさまに口に出せなかった。


楽しいわけじゃない。メール交換なんて面倒だ。

単なる好奇心なんだ。

そう夫は言ったから。

好奇心なら、もう止めてくれるだろう。


でもね、ここできっちり言葉に出していれば、

夫はエスカレートしなかったかもしれない。

この後、どんどんエスカレートして、修羅場になっていくのだ。

出会い系って楽しいの?

夫が出会い系サイトにはまった事を知ったのは4年前。

家族で行ったスキー旅行の最中だった。


「携帯なんて嫌いだ」

夫はそう言って、ずっと持ってなかった。

会社から支給され、しぶしぶ持つようになってからも、私からのメールにも

返事しないほどだった。使い方がわからないって言って。

なのにその旅行の前後から急にメールをしだし、

私と一緒に滑ってるコースの途中ですらメールしてる。


「会社からだよ。緊急の仕事の話。最近は全部メールのやり取りで面倒くさいよ」

疑問に思いつつその言葉を信じていたから、

彼がお風呂に入っている最中に携帯が鳴ったときも

迷わずに見てしまった。

緊急の仕事の話だと大変だと思ったのだ。


そこにあったのは

『スキーは楽しかった?今度連れてって欲しいな~』

というような、女性からのメールだった。

送信者名も『ゆき』とかなんとか。

明らかに会社の人間ではない。

慌てて他のメールも見たら、すべてその女性とのやりとりで、

会う約束もしてるようだった。


正直、手が震えた。


おかしいとは思っていた。

でも、夫に限ってそんなことはないと信じていた。

結婚して10年以上たち、子供も二人でき、マイホームも購入し、

順風な結婚生活。


子供たちを寝かしつけてから、夫に見てしまったことを告げた。

その間にもメールをしていた彼。

顔色がさぁ~っと変わり、なぜ勝手に見るんだと逆切れした。

それは私も悪いと思っていたので謝った。

が、緊急の仕事だといけないと思って・・・と言うと

確かに・・・とおとなしくなった。

そういう言い訳をしていたのは夫自身だからね。

そして弁明を始めた。


携帯を持つようになってから、出会い系サイトに興味を持ち、

いくつか登録してみた。

返事が来た何人かとメールのやり取りをはじめ、

そのうちの一人が今日メールしていた女性。

来週には会う約束を取り付けていたんだそうだ。

本当に来るのかどうか怪しいものだし、サクラかもしれない。

でも。

一日に何通ものメールのやり取りをしていること自体が許せなかった。

だって、私からのメールに返事もしない人なんだもの。


スキー場のペンションで声を潜めながら話し合う私たちは滑稽だった。

「反省している、もうしない」

夫はそう言って、私の目の前でアドレスもメールもすべて消した。

これからは私のメールにもちゃんと返事をする。

携帯をオープンにするのでいつでも見て、チェックしてくれていい。

そう言って謝る夫を信じようと思ったのが間違いの元だったのだ。