先週いっぱい東京出張でした。最終日は移動だけだったので戻りを最終便にして1日自由な時間を作りました。もともとはレンタカーをして鹿島神宮・香取神宮・息栖神社と東国三社巡りをするつもりでしたが、なぜか「鎌倉」が頭に浮かんできたので予定を変更しました。正直、週末の鎌倉は渋滞すると聞いているのでクルマでは無理だろうと思い、徒歩で回ることにしたのですが、これがちょっと考えが甘かったです。結論としてあまり渋滞してなかったのでクルマにするべきだったと反省してます。でも東京から鎌倉って電車で40分くらいで行けるというのはビックリでした。
私が知っている関東は平地で、ほとんど坂道がないという認識でした。ところが鎌倉は坂と山ばかりで、脊柱管狭窄症の私にはとんでもないヤバいところでした。ただでさえ都内の仕事でこれでもかと歩き回って下半身ボロボロ状態の身体にダメ押しをした結果となりました。おかげで疲れ(出張が主原因ですが)から、なぜかのどが腫れあがり月曜から仕事を休んで寝込んでいますwww。田舎者は常にクルマで、どこに行ってもなるべく出入り口に近いところに停めるためほぼ歩きません。都会の電車の乗り換えだけでも1週間続けたらおそらく地元の半年分は歩いているではないかと思います。これは大げさではありません、マジです。本当に都会の人は健康的な生活を送っていると思います。
まだ鎌倉駅から鶴岡八幡宮まではほとんど平地なのでよかったのですが、そこから建長寺に向かう道が結構きつい坂道で、この段階で下半身が逝ってました。ここから北鎌倉駅までは下り坂なので、北鎌倉から鎌倉駅に行き江ノ電に乗ろうと思い歩き始めたのですが、途中で「銭洗弁才天、徒歩20分」という看板が目に入りました。一瞬逡巡したのですが、「やめとけ」という心のささやきに逆らって思わずそっちに足が向いてしまいました。もともと行きたいと思っていたのですが、建長寺までで想定以上に疲れており、無理だと諦めて鎌倉駅に戻ろうとしていたのに、つい…。でもここからの道が想像の5倍はきつかったです。途中からは足がよろよろで行くも地獄、戻るも地獄で、もうこのまま休みながらゆっくりとでも行くしかないという状況に陥りました。
いらん話ですが、鎌倉駅から鶴岡八幡宮までは平地とはいえ結構歩くのですが、さらに境内自体もかなり広くて私のように若干足腰に問題を抱えている人間は少し座って足の状態を立て直さないときついわけです。ところが残念なことに八幡宮の境内にはベンチが一切見当たりませんでした。結局建長寺でかなり長い間座り込んで、何とか先へ進むことができました。
弁財天手前、ほぼ獣道状態www
そんなこんなで銭洗弁才天からやっとこさで鎌倉駅にたどり着いて、昼食がてらしばらく座り込んでから東京に戻りました。とはいえ帰り便は夜だし、まだ空港に行くのは早すぎるので靖国神社を参拝することにしました。なんやかんやで搭乗時刻40分前に羽田に着いたのですが、なんと1時間の遅延とのことでちょっとヤバいかもとハラハラしたのは何だったんだと思いました。まあ、この日に起きた飛行機同士の接触事故のせいで滑走路を数時間閉鎖したため、その後の便がドミノで遅れていたらしいのですが、携帯がバッテリ切れ寸前でメールもろくに確認してなかった自分もおバカさんだったということで。