前記事で昨日実家(中国山地奥深く)方面に行ったと書きましたが、これが新型ミライースの本格雪道デビューとなりました。正月も雪道は走ったのですが、あのときはあまりハードな状況ではなかったんですけど、昨日は吹雪の上に路面の積雪も新雪に近い状況でした。走行性能でいえば別に旧型と変わりないのと4WDなので雪道はそれなりに楽勝ベースでした。まあスタッドレスタイヤが3シーズン目なので凍結部分には多少気を遣いましたが。

ただ一点気になる点が判明しました。これは新型の最大のいい点の一つが雪道でだけは欠点に変身するということなんです。新型はヘッドライトがLEDになり以前のハロゲンと比べると格段に明るいのですが、LEDやHIDは発熱しないため付着した雪が解けなくてだんだん暗くなってくるんです。だから時々雪を払ってやる必要があるというのは分かっているんですが、昨日吹雪の中をしばらく走ってから車を停めて確認したらまあ、何とヘッドライトカバーが完全に凍結してました。これが夜道の猛吹雪だったらちょっと悲惨かも(苦笑)。

メーカーも雪といえば東北や北海道の酷寒環境で問題なければいいと考えてテストはしているんでしょうけど、中国地方の雪はあんなにサラサラではなくてベト雪なんですよね。私も冬に北日本に出張に行くといつも雪質の違いには感心します。サラサラ雪なら走れば吹き飛ぶんですけど、ベト雪はちょっと違うんですよね。HIDは現在のスバルの前にホンダ車でも経験しているのですが、やはり付着はするのですが、凍結まではしませんでした。HIDだと少しは発熱してるんですかね?
新品のアクリルのライトカバーが変質するのも怖いので解氷スプレーを吹くのもためらわれましたが、今度ディーラーにいい案がないか聞いてみます。ヘッドライトが進化するとこういう問題があるというのは10年以上前から分かっていることなんですけど、いまだに対策が取られていないのは残念ですね。熱線プリントを付けるとか何かできないものでしょうか。ヘッドライトウォッシャーのある車もあるんですけど、昔スバルレオーネについていたのは、数回使うとウォッシャー液のタンクが空になって逆に困った経験があるので否定的なんですが今はどうなんでしょう?