先日新潟方面にクルマで出張したのですが、いつもならプロボックス(トヨタの商用車)なんですが、今回はどういうわけかスバルのレガシーで行くことになりました。
片道が800キロちょいと往復で1700キロ近く、さらに現地での移動を含めて約2400キロほど走ってきました。このうち往復の道中で眠気のついた時を除いて約2000キロを私が運転しました。でも性能に余裕があるレガシーのおかげで疲れはかなり緩和されたのではないかと思っています。
プロボックスとレガシーでどっちがいのか比較するのもフェアではないのですが、プロボックスの名誉のために言いますと、あれはとてもよくできた商用車でとくに1500ccのタイプだと高速でもストレスはあまり感じないし、荷物もたくさん載るし結構長距離運転しても疲れない車です。
でまあレガシーなんですが新車ではなく5-6年前の型ですがほぼフル装備のAWD、当然今はやりの事故回避支援システムというか、追突防止システムの先駆けの「アイサイト」が付いていたのでいろいろと遊んでみました。このアイサイトとセットでクルーズコントロールが付いているのですが、これがすぐれものでした。
30年前にアメリカで乗っていた車にもクルーズは付いていたのですが、実際にはほとんど使うことはありませんでした。というのもスピードを一定に保つといってもよほどド田舎の一本道でも走っていない限り結構ブレーキやアクセルを使ってしまうため、その都度セットがキャンセルされるので結局邪魔くさいので使わないということになってました。
ところがレガシーの場合、クルーズをセットしておけば、勝手に前車との距離を一定に保つため、設定速度以下であれば前車のスピードのアップダウンにあわせて追従していくため、よほどのことがない限りアクセルやブレーキから足を離しておいても大丈夫でした。唯一の不満点はクルーズの設定速度の上限が114kmと100キロ制限の道路を長距離走るときには微妙に役に立たないということです。

ちょっとぼやけてますが、114キロの設定で前車に90キロで追従している状態です。
逆に片側一車線の70キロ制限の高速道路(?)だと追い越しもできないし、こんな場合にクルーズをセットしておくとハンドルだけ握っていれば勝手に付いていくので楽ちんです。乗り始めにはクルーズが付いていても「ああ付いているな」くらいにしか思わず、適当に入れてみたりして遊んでいて初めて前車追従型でスピードが変わるというのに気が付きました。スピードが変わるクルーズコントロールなんて、改めてこれは本当に画期的なシステムだと実感しました。
今は各メーカーともいろいろと衝突防止システムを出し始めたので当たり前になりつつありますが、クルーズとの組み合せがこれだけ進化しているというのは体感してみて改めて世の中の進化にびっくりです。なにせ日常は10年落ちの車か軽にしか載っていないので最新システムなんて縁がないので(涙)。