おとといの午後から急きょ島根県のお客さんへ行ってくれと依頼がありすっ飛んで行きました。行く前の話では1-2時間でちょいちょいと片付けて日帰りできる程度の内容だったのが、実際には話がかなり違っていて10時頃まで掛かりました。というか、部品がないとこれ以上何もできないので翌日部品を届けてもらうことにして一旦引き揚げたのですが。
 
急な話の上に日帰りのつもりだったので泊まる準備もなく、宿を調べてもお客さんのある市や隣の出雲市にも空いているところがないしめんどくさくなり、結局道の駅キララ多岐の駐車場にクルマを停めて夜を明かしました。おかげで昨日は1日中身体はだるいし眠気が取れない状態でした。
 
昨日は直接家に帰ればよかったので、松江で高速を出て大根島経由で米子を回って帰ることにしました。ツーコトは、はい「ベタ踏み坂」を通ってきました。初めて通りましたが思ったよりも急な坂ではなくてちょっとがっかり(笑)でした。
 
そのまま米子を抜けて家に帰ろうと思ったのですが、木曜日だというのに気がついたのでイオンに寄って映画を観て帰ることにしました。なぜ木曜日かといえば、木曜日は男性のみ割引があるんで、どのみち米子にいるんだし、改めて来れば交通費がかかるしということで。
 
観た映画は「ウッドジョブ」という林業をテーマにしたもので、偶然1年ほど前に原作を読んで面白かったのが映画化されたというので気になっていました。それに私は10年ほど前まで製材業に関わっており、映画の中で木材市場の競りのシーンとかありますが、まさにあのシーンの通りの競りで木材を買い付けていたりして、何か業界関係者の気分になっていたもので。
 
内容は・・・まあまあかな、面白くないわけではないけど人に「絶対見ろよ」とまでは・・・というところで。そこそこ笑えるところもあるんですが、なんというかちょっと広く浅くなっているような気が。都会の人のほうが違和感を感じにくいかもわかりませんね。でもこの映画で少しでも日本の山林の現状に興味を持つ人が出てくれればありがたいことです。そう意味では広い劇場に観客がオジサンらしきのばかり総勢3-4名…これはサミシイ!
 
話は変わりますが、タイが戒厳令を出したかと思えば、なんかクーデターに代わっているようで。あんな穏やかな国民性の国でもいろいろあるようですね。早く落ち着いてほしいものです。やはり貧富の差や地域による差が大きいというのは国を不安定にさせる要因になり易いようですね。日本も最近目に見えてこの傾向が出てきているのでちょっと気になります。