昨日から九州南部方面に来ています。いつもなら車で来るのに今回はなぜか新幹線。九州新幹線はこれで2回目ですが、前回乗ったのは部分開通直後で鹿児島から八代まで数十分だけ新幹線で、あとは博多まで在来線のリレー号とかいうのに乗り換えて・・・と、えらい時間を食ったのですが、今回は地元の新幹線の駅から3時間チョイで到着。まあまあ快適でしたが、ウチラの住んでるところからだと新幹線に乗るまでのローカル線がネックで。何せ1両か2両のディーゼル車で、1時間か2時間おきにしか走らない上に1時間半も掛かる・・・(泣)。
結局家を出てから到着まで約6時間半、車でも8時間くらいで来るので新幹線を使うのはもうやめにします。っていうか車がいい!と主張したのに却下されました。でもやっぱり段取りが悪いのでもうやめ!タバコとコーヒーだけあればどこまででもルンルンで走り続けられるアホです。
でも仕事の方は今回は比較的楽で、今日は日が沈む前には終了できました。実はもうチョイ早く終われたんですが、95%くらい完了したところでどえらいチョンボに気がついて60%くらいまでバラシ直してしまいました。ハイ、私の確認ミスです(涙)、でもバラシ直しからの立ち直りが早く結局2時間程度のロスで済みました。同僚の冷たい視線なんかなんのその、頑張っちゃいましたよ、オジサンは。
まあ、いつもなら8時か9時まで掛かってるんで、このくらいのロスはどうってことないです。たまにはこんなこともあるさ、フッ。でも今日は「空飛ぶ広報室」の最終回なんで、できれば見逃したくなかったし。ドラマの内容は正直言ってムニャムニャ・・・ですが、まあ自衛隊とか飛行機とかブルーインパルスとか、私的にはちょっとツボなんですね。
7-8年前までは米軍岩国基地や空自の美保基地の航空祭には欠かさず行ってたんですが、このところ息子の野球が忙しくなってちょっとご無沙汰です。ドラマにも取り上げていましたが、ブルーインパルスが震災の影響もありちょっと思うように活動できていませんでしたが、今年はほぼ完全復活してるようです。来年当たりは何とか美保基地に行ってみたいと思ってるんですが、どうなることやら。
そういえば2週間先は仙台方面の仕事なんですが、コソコソっと松島基地まで行ってブルーインパルス見て来れればいいんですけど、まず無理でしょうね、一人じゃないし。そういえば初日は徹夜だとか言ってたような・・・もうそんな仕事は若い奴らだけでやってくれればいいんですけどね(溜息=3)。
話は変わって、最近はPCのおかげで新聞を読むことがめっきり減ってます。その上に本を読むこともかなり減りました。そんな中で最近に読んだ何冊かの本のひとつに「神去なあなあ日常、by 三浦しおん」というのがあります。むちゃくちゃ面白いというかというと、そうでもなく、というかまあまあ面白いかなという感じですが、なんか惹きこまれて一気に読んでしまいました。まあ私も7-8年林業関係の仕事をしていたものですから。
林業と山の神(舞台は三重と奈良が隣接する山の中)が普通に生活の一部になっているど田舎に都会の若者がやってきていろいろな経験をするという林業小説で近々映画にもなるらしいです、題名は「Wood Job!」だとか、たぶんGoodJobにかけてるんでしょうね。まあ山の多い地域ではどこでも山林の維持管理には頭を悩ましているわけですが、どこでも抱えている問題もさりげなく取り上げていて、ある程度は山の現状も伝わる内容になっています。
都会の人には山といっても自然といった捉えかたになってしまうかもしれませんが、山は人が手を掛けなくなれば荒れてゆき、その結果が近年多発している土砂災害につながっています。そういう意味でも、多くの人たちがこの本や映画を見て理解を深めてくれることを祈ってます。それに山が荒れるというのは金にならないからで、これが中国人が水源地を買い漁るのを助長している側面もあります。山の維持=健全な国土の維持=100年先を見た国策が必要、ということで安倍さんや石破さんには頑張ってもらわなければ。2人共山の多い県の人だから(育ったのは東京という声も?)。