今日は土曜休日でしたが北海道出張のため朝から地元の空港へ向いました。羽田まで乗った飛行機は最近就航したばかりのボーイング787、どことは言いませんが飛んでいる空港は2箇所しかないのでマニアの方は分かるかと。

乗った印象はというと、まず窓も大きくシートも足元もゆったりしていますね。シートは国際線のエコノミーより余裕があるのではないかと思います。これは国際線のチャーターにも使われる機材らしいので、今後の導入機には付いているかどうか分かりませんが、シートバックに8インチくらいのディスプレイも装備されていました。
一番印象的だったのはセンターの4人掛けの内側2席の間を広く(20cmくらい)取り、それぞれに独立したアームレストが取り付けられていたことですね。これだと全ての席で右か左かどちらかは隣の人のひじと触れ合わずに済むのでかなり快適です。極端に言えば2人掛けのシートを横に4組並べているといえば分かり易いでしょうか。体重95キロ・180cmの私の印象ですから大抵の人にはもっと快適だと思いますよ(笑)。

と、まあここまではよかったのですが・・・羽田に着いてから事件が。
まあ実際には事件というわけではないのですが、昼前に羽田に到着して千歳への乗り継ぎ便まで2時間以上の待ち時間が。羽田・千歳便なんかいくらでも飛んでるんだから2時間も待たさんでも、もっと早い便をとれば良いのにとブツブツ言いながらゲートに座っていると何やらミョーなアナウンスが・・・
よく聞いてみると札幌の雪が激しく、天候調査中で飛ぶかどうか分からないと言ってるではありませんか。でも結局状況によっては引き返すかも分からないといいながらも、定刻には搭乗案内があり全員が乗り込みました。機内に入り、ドアクロ-ズのアナウンスも終わりいつでも出発できるようになってから・・・動かない・・・いつまで経ってもゲートから離れない・・・何か変? と思ったら機長のアナウンスで、千歳空港の許可を待っているのでしばらくお待ちくださいと。
結局1時間近く飛行機の中で待たされた挙句・・・ ・・・ 欠航! 本日は札幌便は全て飛びませんとのたまうではありませんか。
で、全員飛行機から降りて、預けた荷物を受け取り、更には払い戻しを受けてとエライ難儀なことになりました。それはそれでかなわんのですが、それよりもこっちは仕事の段取りのほうが大変で。本来は今日の夕方から機械をバラして、明日1日かけて修理を終えるはずがどう考えても不可能な状況に。何とかあちこち電話をして調整し、来週に延期ということで了解を取り付け一安心。
調整に手間取り数百人並んでいる払い戻しのカウンターの列のほぼ最後尾で待つこと1時間以上。やっとこさで順番が来たのは4時半ごろ。既に羽田に付いてから約5時間が経っていました。まあ仕事もキャンセルできた関係で、このまま東京にいてもしょうがないし、カウンターのお姉さんに「もう帰りたいんだけど」と伝えました。これで正規料金を取るとかいったらクレーマーになってやると覚悟してたのですが、あっさり帰り便のチケットが使えるとの回答。ところが上司らしきのとなにやら話しこんでいる様子、結局札幌・羽田往復と羽田からの帰り便を払い戻した上で、帰りの料金はいただきませんと言うことでした。まあ、これはうれしい誤算でしたが、別に私の儲けになる訳ではないので(笑)、それにしても気持ちが疲れましたね。
そういうわけで羽田空港まで行って帰っただけで1日が終わりました。無駄と言えば無駄な、疲れたといえば疲れた、わけの分からん1日でありました。それにしても札幌はよほど雪が降っていたんでしょうね。まあ誰のせいではないので仕方ないことですが、午後の便が全面的に欠航となると、冠婚葬祭や家族が危篤とかといった人たちは私以上に途方に暮れたことと思います。
それにしても来週改めて出直しかと思うと・・・・うっとぉしい・・・ハァ・・・