日本を出て約6時間、マレーシア領のとある田舎町のキッタネエ空港に着いたら速攻で喫煙室を探してこもること3時間、飛行機を待ってやっとこさで目的地のB王国に到着。雨季のため蒸し暑いのなんのって、その上に隠し持ってた部品が税関で引っ掛かり、2重に汗をかきましたとです、ハイ。
空港でお客さん(の運転手)に出迎えて貰ったのはいいけど、そのまま街外れの寂しい宿に送りつけられて「ハイさよなら、明日の朝迎えに来るから」ですと。一人寂しく異国の人っ気の無い宿のレストランでわけの分からんメシを食いましたとさ・・・どういうわけかメニュー持ってくる代わりに勝手に料理を持ってくるので聞いたら、現地の客から晩飯付きで予約が入ってるのでメニューは関係ないのですと・・・ま、どうせ見てもよう分からんし、モスレムの国だから肉は鶏に決まってるし、何でも食ったるから持って来い! と居直るしか無かったです・・・トホホ。
結局、7日間朝飯と晩飯はひたすらこの宿のレストランで出されるものを食ってました。日本からわざわざ呼んどいて、お客さんを歓迎するという発想はないのかよ!とちょっとむかつきました。ついでにいえば宿の周りは国王の妹の屋敷だとか親類の屋敷だとか、とんでもない広い豪華な家はいっぱいあるのですが、なんせ店が無い!! ついでに宿には自動販売機一つ無い!! 結局歩いて5分くらいのところに小さな雑貨屋兼食料品屋兼八百屋(つまり何でも屋)とインド人のやってるパン屋さんを見つけました。夜はすることがないので、用事もないのに毎晩この2軒に行ってました。取敢えず治安がいいので、その点は安心でしたけど・・・。
(つづく)