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腸心セラピー®️と
禅・マインドフルネス生活で 心が整い
幸せの「気づき」が得られる毎日を。
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こんにちは。

腸禅®︎Labo 管理人

OnyouJushin です。



すっかり秋空ですね照れ


最近、ふらっと立ち寄った本屋でこんな本を見つけて、気になったので買い読みました。




常日頃、机上で教わる「仏教」と実生活の中での仏教とでなんかズレてるなーとモヤモヤしていた矢先でした。読んでみて「ああそうか、なるほど」と腑に落ちたのでご紹介した次第です。


本来の仏教と葬式仏教の違いとは。


例えば先週の日曜日に私が参加した「座禅会」。
これはお釈迦様や道元禅師が唱えているところの仏教(の中の禅)ですが、職場の斎場で執り行っているのは「葬式仏教」であり、本来の仏教とだいぶかけはなれているんですね。

※その中でも 葬儀後、出棺前に「花入れ」と言われている参列者が棺の中に花を入れる儀式があるのですが、それは葬儀社主導でおこなれているので、益々違和感を感じています。


では、葬式仏教とは何か。
それは祀る対象が


「本尊」


ではなく


「故人(死者)」


である事。


元々、お釈迦様も道玄禅師(曹洞宗の開祖)も死んだ人に関しては言及されていないのです。にもかかわらず、仏壇の前にご先祖様が好きだった物をお供えする、お盆に先祖様を迎える、、、など至る所でご先祖様を供養しています。


仏教の教義にはない、死者と繋がる信仰。


「死者への優しさに満ちたとても美しい信仰だと思う。死者と生者がお互いに思いやる世界のなかに私たちは生きている。そして普通の日本人にとっては、これこそが仏教なのだ」と結ぶ筆者に「本当にその通りだわ〜」と、大いに納得しました。


私たち日本人に元々備ったDNAが葬式仏教を生み出しているんでしょうね、、、。


その他にも、「お布施」「お墓」「戒名」等、葬式仏教ならではの問題について取り上げております。ご興味ありましたら、読んでみてくださいね。


それでは、本日も腸と全てに感謝を込めて。