1/17 マチネ公演
髑髏城の七人 Season月 下弦の月
観劇してきました。
⚠️がっつりネタバレあります⚠️
↓↓↓
客席が動くという新しい劇場。
360°にスクリーンが張られてそこに映像を映し、正面の舞台になる部分だけスクリーンが開いてセットが見える、という仕組みでした
映像が3Dなので、遊園地とかにある映像アトラクションみたいな感じ。
舞台は天正十年六月。
織田信長が明智光秀の謀反により本能寺に果てた数日後から始まるーーー
鈴木拡樹くんの天魔王は圧巻の一言。
悪の中に妖しさと妖艶さ、そして威厳があって殺陣や立ち居振る舞いまで綺麗だった。
廣瀬智紀くん。この人もまた所作が綺麗。
無界屋蘭兵衛でありながら森蘭丸も消せない感じよかった。
霧丸役の松岡広大くんは、とても良い目をしていました。熊木衆唯一の生き残りにして衆の長で髑髏城を造り上げた男。
捨之助に助けられ、捨之助を支えた。
兵庫役は木村了さん。
元気いっぱい男気溢れる荒武者隊隊長。
感情豊かで観てて楽しかった!
兵庫からの真っ直ぐな愛を受け止めた極楽太夫の羽野晶紀さん。無界の太夫。妖艶さの中に一本芯の通ってる女性。
そして我らが宮野真守演じる捨之助。
覚悟があるからこその強さなのかなと思った。捨之助はきっと仲間がいればいるほど、守るものがあればあるほど強くなるタイプ。
天魔王のことも、かつての仲間としてもなんとかしたかったんだと思う。
最後に1つ。着物からチラ見えする太もも、ガン見しましたごめんなさい。
キャスト多すぎて紹介しきれない!
最初からちょっと思ってたんだけど、宮野さん声枯れちゃっててカッスカスだった。
苦しそうだなって観てたら半ば頃全然声出ないシーンとかあって…
贋鉄斎との鍛冶場でのシーンはその事と、下弦の月贋鉄斎役の中村まことさんが体調不良で、上弦の月の市川しんぺーさんが代役で来てくれてたこともあってアドリブの嵐!
捨「おまえそんな顔だったか?」
捨「なんか新鮮だな」
贋「俺も新鮮だよ」
捨「なんか雰囲気変わったな」
贋「ずっとこうだよ!」
捨「顔の圧が凄いな」
声ギリギリだったから捨之助のセリフさりげなく贋鉄斎が言ってフォローしてたの凄かった!
はける時、
捨「一足先に戻ってる。…水でも飲んでるから」
贋「おう、そうしろ!」
ピンチもチャンスに変える男宮野真守
流石のアドリブ力で乗り切ってました。
市川さんのアドリブ力も凄かった!
2幕はずっと泣いてた。
蘭兵衛が天魔王の元に落ちるシーンとか。
蘭兵衛が森蘭丸を名乗るところでもう号泣。
捨之助が復讐しようとする霧丸に、
「熊木衆ってのは日本一の城を作る一族で人殺しの一族じゃねえ」
と諭すシーンは、宮野さんの声の掠れ具合も相まってグッときた。
蘭丸が捨之助を捕らえるシーンは捨之助が蘭兵衛を呼ぶ声が切なくてどうしようもなかった…。
その後無界に行き、自身の手で造り上げた無界の里を蘭丸が壊滅させるシーンもやばかった。
蘭兵衛の最期。
極楽太夫が鉄砲を撃つんだけど、恩人を殺す太夫の気持ちも、今まで一緒に里を造り上げてきた仲間に殺される蘭兵衛の気持ちもどっちもしんどい。
そして捨之助と天魔王の最後の戦い。
最強の鎧に迎え撃つ為、贋鉄斎に頼んだ斬鎧剣。六欲天、1つの刃が6層になっていて、斬り合いの中で1つずつ刃を取っていく流れが最高にかっこよくてしびれた!
霧丸が捨之助に
「あんたは地の男なんだろう。だったら地べたに這いつくばってでも生きろよ」
って訴えかけるとこでも号泣。
川辺の戦いで、雨の演出と赤い照明の演出で血の雨を表現してて、無用な血の雨を降らせることを嫌う捨之助の心情を表してるのかなって思った。
刀を振ってるから傘させないもんね。
そのあと、後からの光に照らされて七人のシルエットが浮かぶシーン熱かった!
「こ、これはまさか!?」と思わず人数数えて「髑髏城の七人だ~!!」ってテンション上がってたw
最後徳川の軍におまえが天魔王だろうと言われ、俺の首を取ったらもう無駄な血は流さないと約束をし捕まる覚悟をした捨之助の元に、天魔王の首を取ったと鎧の仮面を持ってきてなんとか引いてもらった一同。
その時の捨之助の表情よ!
安心してほっとしたような。ありがとうって心から思ってる顔。あれはずるいでしょ!?
涙腺崩壊ですわ。
そして別れの時。
兵庫が太夫に愛を伝えるシーンは泣きながらニヤニヤしてた!ずっと2人仲良く暮してな。
霧丸は日本一の捨之助の城を作ると言い、
柄じゃないからよせと言い去って行く捨之助。それを追いかける形で霧丸もはけてお話はおしまい。
こんなに舞台で泣いたの初めてってくらい泣いた。本当に良い舞台でした。
殺陣の迫力も凄かった!
着物やマントをひらひらするのめっちゃかっこよかった…
宮野真守ファンとしてもとてもよかった!
新しい一面を見れた気がする。
キモオタ目線から言わせてもらうと、宮野さん声枯れるとこんな声なんだ、とか
所々に吐息挟んだり立ち方がマモちゃんだったり笑い方とか隠しきれない宮野真守要素よかった!
宮野さん的には声のコンディション良くなくて悔しかったりしたかもしれないし、確かに普段の宮野さんの声量を考えると物足りなかったとかいつものいい声聞きたかったとかまったくないと言えば嘘になるけど、
おかげでいつもは聞けない声が聞けたし、静かに諭すシーンは切なさが増してよかったし、味になっててすごくよかった!
逆に貴重な公演だったんじゃないかな。
でも早く喉の調子良くなりますように。
不調でさえも更に魅力に変えてしまう宮野さんはやっぱりすごい。本当に尊敬してます。
マモクラは本当に観ることをおすすめする!また一段と宮野さんのことすきになった!
もう1回観たい…
もはや全公演観たい……
劇団☆新感線の皆さん、素敵な時間をありがとうございました。
素敵な舞台と出会えた事に感謝!
俺か?俺は浮世の義理も昔の縁も
三途の川に捨之助だ!
2018.1.17


