ヒモ荒れ傾向のマーメイドS。

昨年は1番人気⇒7番人気⇒10番人気の決着だった。


昨年(2012年)1着のグルヴェイグと2着のクリスマスキャロルは、ともに前走1000万条件の特別戦で1着。

今年のメンバーの下級条件組に前走1着馬がいないことを考えると、別の年を参考にした方が良さそうだ。


一昨年(2011年)は、2番人気のフミノイマージンが1着、7番人気のブロードストリートが2着、13番人気のアースシボルが3着となっている。

フミノイマージンの実績を辿ると、1走前=金鯱賞6着、2走前=福島牝馬S1着、3走前=中山牝馬S2着となっていた。

同じくブロードストリートは、ヴィクトリアマイル9着、中山牝馬S=11着、中京記念8着、アースシンボルは、目黒記念10着、メトロポリタンS10着、ダイヤモンドS7着となっていた。

この年にはパールS(1600万条件)1着のアスカトップレディ(1番人気7着)、1000万条件特別戦1着のポルカマズルカ(6番人気12着)がいたことを考えれば、オープンの格が結果に結びついていたと考えられる。


2007年以降、このレースには3歳馬2頭が参戦しているが、6着、9着と馬券には絡んでいない。

さすがに古馬相手の中距離重賞では、体力的にまだ足りないのであろう。


脚質についても気付いたことがある。

過去2年のこのレースは、1~3着馬がいずれもレースの上がり3F1~3位の脚を使った馬で占められていることだ。

このレースの勝ち時計は、2012年=1.59.9、2011年=2.00.4(いずれも良)であり、スロー目の瞬発力勝負になる傾向になってきていると考えられる。


【結論】

◎は7アロマティコ。格、末脚の瞬発力ともに上位の存在。優勝可能性も高いと見る。

○は14マルセリーナ。2011年の桜花賞馬であり格は申し分なし。

前走のメイSでも上がり3F時計はメンバー最速であり、このレースの傾向に合う脚質を備えている。

▲はコスモネモシン。ここまで長期の休養明けは初めてであるが、過去の休み明け実績は0-3-1-1。

休み明けでも走れる馬と見て良さそうだ。

△2 マイネオーチャード (格下も福島牝馬S上がり3F時計2位)

△5 ピュアブリーゼ (格下も福島牝馬S3着)

△9 ハワイアンウインド(格下も瞬発力脅威)

△10ミッドサマーフェア(重賞勝ち馬)

△13エーシンメンフィス(重賞勝ち馬)

までマークする。


馬券は、

1.◎から○以下への馬単7点

2.◎○3連複2頭軸流し▲以下6点

3.◎1着、2着○の3連単フォーメーション(2、3着マルチ)▲以下の12点

合計25点を購入。