①2002年以降に京都芝2200m(稍重)で行われた15~17頭立てのレース
該当レース数は33レースのみ。
1番人気馬の成績は、勝率=21.2%、連対率=39.4%、複勝率=54.5%となっており、信頼度は低い。
脚質傾向としては、中団馬有利(1着数シェア=48.5%、3着内数シェア=46.5%)となっている。
上がり3F時計1位の馬の成績は、勝率=37.1%、連対率=54.3%、複勝率=77.1%となっており、末脚堅実な力量上位馬が馬券の対象となる可能性の高いレース条件となっている。
枠順については、明確に内枠有利の傾向が窺われる。
②2002年以降に行われたエリザベス女王杯
馬場状態については、過去10年すべて良馬場で行われている。
1番人気馬の成績は、3-2-2-3となっており、信頼度はまずまずである。
2番人気馬の成績は、3-4-2-1となっており、信頼度は1番人気馬よりも高い。
6番人気馬以下で馬券の対象となったのは、1着馬2頭、2着馬1頭、3着馬1頭のみであり、極めて人気サイドの決着となる可能性の高いレース傾向にある。
前走が下級条件であった馬で馬券の対象となった馬はいない(0-0-0-8)。
前走同級の6着以下で馬券の対象となった馬は、1着馬2頭、2着馬2頭、3着馬2頭であり、1着馬の最低着順は9着(2009年クイーンスプマンテ=京都大賞典)となっている。
脚質傾向としては、上がり3F時計1位の馬の成績が、勝率=36.4%、連対率=54.5%、複勝率=81.8%4となっている。
③結論
現在1番人気のヴィルシーナであるが、馬券の対象となる可能性の高い1頭と見ている。
G1を勝てる能力を有していることは間違いなさそうであるが、この距離に適性があるかどうはまだ判断が難しい。
同じ牝馬クラシック3戦2着でも、三冠牝馬ジェンティルドンナに最大の着差を付けられたのがオークス(5馬身差)。
京都外回りコース2200mでベストパフォーマンスを見せることができるのどうか、疑問の余地はある。
注目しているのは、フミノイマージン。
前走の京都大賞典は、メンバー中2位の上がり3F時計を繰り出して、メイショウカンパクに0.1秒差の4着。
中・長距離の京都外回りコースへの適正を高いレベルで示した一戦といえる。
京都11R
購入金額 3,000円
単勝 7 (1,000円)
3連単 フォーメーション
1着 7 ⇒ 2着 2、12 ⇒ 3着 1、2、3、4、8、9、10、11、12、13、15 (20点:各100円)