①2002年以降に札幌芝1200m(良)で行われた13~15頭立てのレース
該当レース数は、74レース。
1番人気馬の成績は、勝率=32.4%、連対率=47.3%、複勝率=56.8%となっており、信頼度は低い。
脚質傾向としては、先行馬有利(1着数シェア=48.6%、3着内数シェア=49.1%)となっている。
逃げ馬の成績は、勝率=27.0%、連対率=39.2%、複勝率=52.7%となっており、馬券の対象となる可能性の高いレース条件となっている。
枠順については、外枠にやや不利な傾向が窺われる。
②2006年以降に行われたキーンランドカップ
馬場状態については、全て良で行われている。
1番人気馬の成績は、1-1-2-2となっており、勝率、連対率は低めの数値となっている。
1着馬の人気順は、1、2(2頭)、4(2頭)、16番人気となっており、上位人気馬の優勝可能性が高いレース傾向にある。
脚質傾向としては、1着馬6頭中5頭が先行馬となっている。
逃げ馬で馬券の対象となった馬は、2008年のビービーガルダン(2番人気2着)となっており、①の傾向とはやや異なっていることに留意が必要である。
前走の着順が6着以下の馬で馬券の対象となった馬は、1~3着馬各1頭のみとなっている。
前走のクラスについては、G3だった馬が1~3着馬各6頭中、1着馬=4頭、2着馬=3頭、3着馬=5頭となっている。
該当馬12頭中、11頭が5着以内であり、唯一14着となっていた馬(2010年ベストロケーション)は、そのレース(CBC賞当時G3)で2番人気に支持されていた。
③結論
現在1番人気のダッシャーゴーゴーであるが、馬券圏内を確保する可能性は高いと見ている。
前走のCBC賞は59キロを背負い重馬場で3着を確保した。
勝ったマジンプロスパーが57.5キロ、2着スプリングサンダーが54キロであったことを考えれば、勝ち馬から0.2秒差で走破したことは、力の証と見ている。
但し、位置取りが後ろになりがちな脚質だけに、この舞台での優勝可能性については、疑いの余地がある。
注目しているのは、ドリームバレンチノ。
前走の函館記念優勝後の松山騎手のコメントは、「成長しているし馬場も合う。」とのもの。
先行脚質だけに、優勝可能性はダッシャーゴーゴーよりも高いと見ている。
札幌11R
購入金額 3,000円
単勝 13 (1,000円)
複勝 13 (1,000円)
ワイド 5 - 13 (1,000円)