①2002年以降に小倉芝1200m(良)で行われた17~18頭立てのレース
該当レース数は、375レース。
1番人気馬の成績は、勝率=28.8%、連対率=46.7%、複勝率=62.4%となっており、信頼度は低い。
脚質傾向としては、先行馬有利(1着数シェア=48.7%、複勝率=44.8%)となっている。
3角位置5番手以内の馬が、1着数シェア=66.0%、3着内数シェア=51.7%となっている。
枠順については、7、8枠不利の傾向が窺われる。
②2006年以降に行われた北九州記念
馬場状態については、2008年が稍重で行われたほかは、良で行われている。
1番人気馬の成績は1-0-2-3となっており、信頼度は低い。
1着馬の人気順は、1、5、8(2頭)、11(2頭)番人気となっており、低人気馬の1着狙いも十分に成り立つレース傾向にある。
但し、12番人気以下の人気順になっている馬で、馬券の対象となった馬はいない。
脚質傾向としては、前走で上がり3F時計が1位であった馬が1着馬6頭中4頭を占めており、①のレース条件とは、異なる傾向を示している点に留意が必要である。
前走クラスについては、
1着馬 同クラス=4頭、1600万条件=1頭、1,000万条件=1頭
2着馬 同クラス=1頭、1600万条件=4頭、1,000万条件=1頭
3着馬 同クラス=4頭、1,600万条件=0頭、1,000万条件=2頭
となっている。
狙い馬の前走クラスによって、馬券戦略を変える必要がある。
③結論
現在1番人気のエーシンヒットマンであるが、馬券圏内の有望な1頭と見ている。
但し、まだ過去のパフォーマンスから大きな信頼を寄せられるほどの実力は確認されておらず、1番人気馬の信頼度の低いこのレースで、あえてこの馬から馬券を組み立てることは妙味が薄い。
注目しているのは、ツルマルレオン。
前走の飛騨Sは、58キロを背負って2着に粘る好内容。
騎乗した小牧騎手は、「勝ち馬にもっとちゃんと引っついていれば…」とコメントしている。
1Fの短縮でポジションがカギとなるが、このレースについては先行が必須条件とはならないだけに、大きく評価を下げる必要はない。
山手助手は、「1枠1番ならいい位置に付けて競馬ができる。前走は勝ち損なったが、ハンデが重くならなくて良かった(東スポ)。」とコメントしている。
ゴール前のしぶとさがこの馬の身上であり、55キロで出走可能なハンデ戦のここは、好枠を生かして好戦可能と見ている。
前走、佐世保特別で57キロを背負い1.07.1の走破時計で優勝したスギノエンデバーを相手の筆頭に挙げる。
小倉11R
購入金額 3,000円
単勝 1、16 (各500円)
複勝 1 、16(2点:各900円)
馬連 1 - 16 (100円)
ワイド 1 - 16 (100円)