①2004年以降に福島芝2000m(稍重・重)で行われた15~16頭立てのレース
該当レース数は、23レースのみ。
1番人気馬の成績は、勝率=20.8%、連対率=33.3%、複勝率=50.0%となっており、信頼度は低い。
脚質傾向としては、先行馬と中団馬がほぼ同等の成績を残している。
先行馬 1着数シェア=39.1%、3着内数シェア=34.8%
中団馬 1着数シェア=30.4%、3着内数シェア=40.6%
上がり3F時計1位の馬の成績は、勝率=40.0%、連対率=56.0%、複勝率=60.0%となっており、道悪でも堅実な末脚を決め手として、持っている馬の優勝する可能性が高いレース条件となっている。
枠順については4枠が突出した良績を残している(勝率=13.0%、連対率=19.6%、複勝率=19.6%、単回収値=594、複回収値=142)。
②2004年以降に行われた七夕賞
2004年~2010年の7年が該当。
馬場状態については、2004年が稍重で行われたほかは、良で行われている。
前走の傾向に特段顕著な要素はない。
ハンデ戦らしく、斤量52キロ~53キロの馬が2-2-1-18と5頭馬券の対象となっており、軽量馬への注意が必要である。
③結論
現在1番人気のトーセンラーであるが、馬券の対象外となる懸念が大きいと考える。
稍重、重、不良の馬場状態では1度も馬券の対象となったことはなく、①のレース条件を考慮すると、極めて危険な存在といえる。
注目しているのは、ミキノバンジョー。
前走福島テレビオープン優勝後の、安藤勝己騎手のコメントは、「前に行ってしまえば簡単に止まる馬ではない。」とのもの。
ハンデ戦成績3-0-0-2の成績が示す通り、斤量差を渋太さに生かし切ることのできるキャラクターだ。
稍重馬場で1-1-0-1の成績を残しているように、回復過程にある福島競馬場の重馬場なら、能力を発揮できるのではないかと見ている。
4枠を引き当てた幸運を生かして、好レースをしてくれることを期待する。
相手筆頭には、ゲシュタルトを挙げる。
57キロの斤量が示す通り、このメンバーでは実績上位の存在である。
アメリカジョッキーCC(3着、不良)騎乗後に、「この馬もまだ本気で走っていないように思う。何かを隠し持っている感じ。」というコメントを残している、蛯名騎手への乗り替わりが最大の魅力。
休み明けでも息が保てば、道悪でも堅実な末脚を繰り出す1頭だ。
福島11R
購入金額 3,000円
単勝 1、7 (各300円)
馬単 フォーメーション マルチ
1着 1、7 ⇔ 1、7、8、10、11 (14点:各100円)
3連単 フォーメーション
1着 1、7 ⇒ 2着 1、7 ⇒ 3着 8、10、11 (6点:各100円)
ワイド 流し 7 - 1、8、10、11 (4点:各100円)