①2007年以降に阪神芝。内回り2200m(良)で行われた15~17頭立てのレース


該当レース数は、13レースのみ。


1番人気馬の成績は、勝率=23.1%、連対率=46.2%、複勝率=53.8%となっており、信頼度は低い。


脚質傾向としては、中団馬有利(1着数シェア=38.5%、3着内数シェア=43.6%)となっている。


枠順については、8枠不利の傾向が窺われる。



②2007年以降に行われた宝塚記念


馬場状態については2008年が重、2007年と2010年が稍重、2009年と2011年が良で行われている。


1番人気馬の成績は、0-3-1-1となっており、優勝した馬はいないが馬券圏内を確保する可能性が高い傾向にある。


1着馬の人気順は、2、3、5、6、8番人気となっており、中位人気馬までは優勝可能性の見込めるレース傾向にある。


脚質傾向については、逃げ馬で馬券の対象となったのは、重馬場で行われた2008年の優勝馬エイシンデピュティのみ。

また、後方からの馬で馬券の対象となったのは昨年の2着馬ブエナビスタのみとなっている。


枠順については、2007年の2着馬メイショウサムソンと2010年の優勝馬ナカヤマフェスタが、いずれも18頭立ての8枠17番となっており、①のサンプルが少ないことと合わせて、ジャッジするにあたって留意が必要といえる。



③結論


現在1番人気のオルフェーブルであるが、馬券圏外もありえると見ている。


デキ70%という弱気な陣営のコメントからも、前走の春の天皇賞後の復調は思い通りに進んでいない様子。

それでも、能力を考えれば、”ただのG1馬”ではないことは確かであり、平場の予想でいうところの”このクラスでは地力が一枚上”ということはいえよう。

買い目から外すことはできない。


注目しているのは、トゥザグローリー


前走の鳴尾記念優勝後の福永騎手のコメントは、「こういったレースをするつもりだった。」とのもの。


シューティングスターは、鳴尾記念で先行して自らねじ伏せに行くレースをして勝つことができれば、宝塚記念の優勝も見えてくると考えていた。


http://ameblo.jp/ontheturf/day2-20120602.html#main


福永騎手自身が同じ考えで騎乗し結果を出してくれたことは、馬券を組み立てる側として、実に安心感がある。


昨年と違い、追い切りの動きを見ると、むしろ調子を上げてきている印象を受ける。


父=キングカメハメハ、母=トゥザヴィクトリー(母父=サンデーサイレンス)で、Nureyev の4×3。

スピードの持続力が要求されるこのレースで、もっとも高いパフォーマンスを見せてくれるものと期待している。


相手の筆頭としてフェデラリストを挙げる。

前走の大阪杯は、騎乗後の横山典弘騎手のコメントの通り、「馬場の影響はあった。」での2着。

前走時よりも明らかに動きが良くなっており、良馬場のスピード勝負なら勝ち負けが可能な器と見ている。



阪神11R


購入金額 3,000円


単勝 15 (300円)


3連単 フォーメーション2、3着マルチ

 1着 15 ⇒ 2着 12 ⇔ 1、2、6、7、8、9、11、14 (16点:各100円)


馬連 流し 15 - 1、2、6、7、8、9、11、12、14 (9点:各100円)


ワイド 12 - 15 (200円)