①2003年以降に東京芝1800m(稍重)で行われた17~18頭立てのレース


該当レース数は、19レースのみ。


1番人気馬の成績は、勝率=42.1%、連対率=52.6%、複勝率=73.7%となっており、信頼度は高い。


脚質傾向としては、中団馬有利(1着数シェア=47.4%、3着内数シェア=47.4%)となっている。


枠順に特段顕著な傾向は窺われない。



②2003年以降に行われたエプソムカップ


馬場状態については2006年が重、2003、2004、2007年が稍重、その他の5年が良で行われている。


1番人気馬の成績は、3-2-3-1となっており、信頼度は高い。

1着馬の人気順は、1(3頭)、2、3、4(2頭)、7番人気となっており、上位人気馬の優勝可能性が高いレース傾向にある。

但し、3着馬については、1(3頭)、2、3、7、9、12、18番人気となっており、馬券圏内の候補としては、かなりの低人気馬まで留意が必要といえる。


前走の着順については、前走同級条件で4着以内の馬が1着馬9頭中6頭を占めている。



③結論


現在1番人気のダノンシャークであるが、優勝可能性の高い1頭と見ている。


前走マイラーズC騎乗後の福永騎手のコメントは、「今日は流れに尽きる。練習の成果もあってゲートは出てくれた。良く詰め寄り、力は証明できた。」とのもの。

今回の馬場状態は、この馬の脚質にプラスに作用すると見ており、力量を考えれば優勝可能性の高い1頭と考える。


穴で一発を期待するのは、ダノンスパシーバメイショウカンパクの2頭。


ダノンスパシーバは、前走の新潟大賞典で本命視したが、内枠が災いして勝ち馬から0.4秒差の6着に終わった。

騎乗後の藤岡騎手は、「他馬を気にするのでもっと外目の枠なら違っていたかもしれない。」とのもの。

また、稍重で行われた昨年11月の修学院S優勝後の安藤勝己騎手のコメントは、「本当に強い内容。今日のような馬場も苦にしない。」である。

10番枠で今日の馬場なら、蛯名騎手で一発の可能性を秘めている。


メイショウカンパクは、前走の新潟大賞典をメンバー中最速の上がり3F時計で3着。


アドマイヤコスモスに3/4馬身差2着に迫った昨年の福島記念(新潟競馬場)騎乗後の浜中騎手のコメントは、「瞬発力や切れ味勝負では互角と思っていた。」とのもの。

重馬場で33.9秒の上がり3F時計を繰り出しているように、展開が嵌まりきれば、今回、武豊騎手の一発があると見ている。



東京11R


購入金額 3,000円


単勝 8、10、14 (3点:各500円)


複勝 8、10、14 (3点:各500円)