①2003年以降に東京芝2400m(良)で行われた17~18頭立てのレース


該当レース数は40レース。


1番人気馬の成績は、勝率=45.0%、連対率=60.0%、複勝率=77.5%となっており、信頼度は極めて高いレース条件となっている。


脚質傾向としては、中団馬有利(1着数シェア=57.5%、3着内数シェア=56.2%)となっている。

上がり3F時計1位の馬の成績は、勝率=46.9%。連対率=61.2%、複勝率=79.6%となっており、”とにかく終いの切れる馬”を見つけることが大きなポイントとなる。


枠順については、1、2枠有利の傾向が窺われる。



②2003年以降に行われた東京優駿


馬場状態については、2009年と2011年が不良、2003年が重、2006年が稍重、その他の5年が良で行われている。


1番人気馬の成績は、6-0-1-2となっており、信頼度はかなり高い。

1着馬の人気順は、1(6頭)、2、3、7番人気となっており、基本的には上位人気馬の優勝可能性が高いレース傾向にある。


但し、2着馬の人気順は、2、3、4、5(3頭)、10、12、13番人気、3着馬の人気順は、1、3、4、6、7(3頭)、8(2頭)番人気となっており、高配当馬券に十分狙いの立つレース傾向にある。


脚質傾向としては、中団馬有利(5-1-6-64)となっているが、2着馬については、逃げ=2、先行=4、中団=1、後方=2となっており、前残りの馬により留意が必要である。


良馬場で行われた5年についてだけ見ると、上がり3F時計1位の馬の成績は、4-1-0-0と圧倒的な信頼度を誇っており、”とにかく終いの切れる馬”を探すことが極めて重要なポイントとなることは、①の傾向そのままである。



③結論


現在1番人気のワールドエースであるが、優勝可能性が高いと見ている。


前走の皐月賞は、スタート直後のあわや落馬のアクシデントにもかかわらず、4角絶望的な位置から1頭次元の違う脚で追い込み2着を確保。

確実に優勝馬ゴールドシップを追い詰めていた内容からも、東京コースならこの馬の力が抜けていると見ている。


相手筆頭には皐月賞馬のゴールドシップを挙げる。

皐月賞の優勝が、内田騎手の好騎乗によったところが大きかったことは事実であるが、過去6戦での上がり3F時計が全てメンバー中1位か2位であり、連対を外したことはない。

長い持続力を持つこの馬の末脚もまた、日本ダービーのレース条件で強力な武器となるはずである。


以下では、追い切りで、併せたワールドエースに余裕綽々に前を走り続けたトーセンホマレボシが気になる。

鞍上はC.ウイリアムズで、トーセンジョーダンの下。

脚質的に2着候補として最も不気味な存在であろう。



東京10R


購入金額 3,000円


単勝 8 (300円)


馬単 流し 8 ⇒ 1、2、6、14、17、18 (6点:各100円)


3連単 フォーメーション

 1着 6、8 ⇒ 2着 6、8 ⇒ 3着 1、2、7、10、11、14、17、18 (16点:各100円)


3連単 1、3着流し

 1着 8 ⇒ 2着 1、2、14、17、18 ⇒ 6 (5点:各100円)