①2002年以降に京都芝・外回り2200m(良)で行われた12~14頭立てのレース
該当レース数は37レースのみ。
1番人気馬の成績は、勝率=35.1%、連対率=54.1%、複勝率=62.2%となっており、連対率は高めの数値となっている。
脚質傾向としては、先行馬有利(1着数シェア=59.5%、3着内数シェア=38.7%)となっている。
上がり3F時計1位の馬の成績は、勝率=24.4%、連対率=55.6%、複勝率=75.6%となっており、末脚堅実な力量上位馬が馬券の対象となる可能性の高いレース条件となっている。
枠順については、内枠有利の傾向が窺われる。
②2002年以降に行われた京都新聞杯
馬場状態については、2005年と2008年が稍重で行われたほかは、良で行われている。
1番人気馬の成績は、2-0-2-6となっており、信頼度は低い。
1着馬の人気順は、1(2頭)、2(3頭)、3(3頭)、6、10番人気となっており、基本的には上位人気馬の優勝可能性が高いレース傾向にある。
脚質傾向としては、逃げ馬に不利(0-0-2-8)となっている。
前走皐月賞からのローテーションで臨んだ馬が4頭優勝しているが、皐月賞での着順は以下の通りであり、大敗したからと言って軽視することは禁物である。
2010年 ゲシュタルト 7着
2009年 ベストメンバー 5着
2004年 ハーツクライ 14着
2002年 ファストタテヤマ 15着
前走下級条件1着から馬券の対象となった馬は、12頭が該当するが、2009年に逃げて3着となったロードロックスター以外の11頭は、全て前走におけるメンバー中の上がり3F時計が3位以内となっている。
③結論
現在1番人気のエキストラエンドであるが、優勝可能性の高い1頭と見ている。
前走の弥生賞は、スローペースで内枠の先行馬が上位入線を果たした中、終始外を周って5着。
騎乗後のデムーロ騎手が、「内枠が欲しかった。大外枠で外々を周らされたロスが痛かった。」とコメントしている通り、極端な枠順でない限り、好位での競馬が可能なタイプであり、5枠の今回は中団からの競馬が可能と見ている。
注目しているのはベールドインパクト。
前走の皐月賞に騎乗後の藤岡佑介騎手のコメントは、「この馬場と速い流れを経験したことがなかったので、道中手応えが良くなかった。」とのもの。
今回もメイショウカドマツとニューダイナスティの2頭の逃げ馬がいるレースであり、ペースが遅くなるとは思えないが、ダメージさえ残っていなければ、前走の経験を生かした堅実な末脚を繰り出せると見ている。
新馬戦では、ヒストリカル(毎日杯=1着、きさらぎ賞=2着、ともにメンバー中最速の上がり3F時計)を抑えて、メンバー中最速の上がり3F時計を計時している。
良馬場なら、決め手はこのメンバーで№1と見ている。
京都11R
購入金額 3,000円
単勝 10 (300円)
3連単 フォーメーション
1着 6、10 ⇒ 2着 6、7 ⇒ 3着 1、2、3、4、5、8、9、11、12、13 (20点:各100円)
3連複 軸2頭流し 軸 6、10 - 1、2、3、4、5、8、9、11、12、13 (10点:各100円)