①2003年以降に東京芝2000m(良)で行われた16~18頭立てのレース


該当レース数は、66レース。


1番人気馬の成績は、勝率=31.8%、連対率=47.0%、複勝率=60.6%となっており、信頼度は低い。

脚質傾向としては中団馬有利(1着数シェア=53.0%、3着内数シェア=46.5%)となっている。


枠順については7枠、8枠にやや不利な傾向が窺われる。


②2003年以降に行われたプリンシパルS


馬場状態については、2008年と2011年が稍重で行われたほかは良で行われている。


1番人気馬の成績は、5-1-0-3となっており、信頼度は高い。


脚質傾向としては、中団馬有利(6-3-5-46)となっており、逃げ馬の優勝馬はいない。

上がり3F時計5位以内の馬が、馬券の対象となった全27頭中23頭を占めており、末脚の堅実さは重要なポイントとなっている。



③結論


現在1番人気のスピルバーグであるが、馬券圏内を確保する可能性が高いと見ている。


共同通信杯でメンバー中最速の上がり3F時計を計時して皐月賞1、3着馬に続く3着入線を果たしており、このメンバーでは能力的に頭一つ抜け出た存在と見ている。


前走の毎日杯は3着に敗れたが、騎乗後の四位騎手のコメントは、「こういう馬場では厳しい。乗り味が良く、ポテンシャルは高いので、いい馬場でやれていれば・・・。」とのもの。


皐月賞の出走が叶わなかった分、ローテーション的にも余裕があり、良馬場で能力全開と見ている。


相手には、ハイクラウンタイセイグルーヴィの2頭を挙げる。


ハイクラウンは、中1週の競馬に次ぐ連闘と厳しいローテーションになっているものの、好位から堅実な末脚を繰り出せる脚質は、このレース条件で有利といえる。


新馬戦騎乗後の松岡騎手のコメントは、「能力は高いと思っていた。この先が楽しみな馬。」とのもの。


前走騎乗後の内田騎手も、「まだ良くなる余地を残しているし、これからが楽しみ。」とコメントしており、厳しいローテーションでもダービー出走を夢見る陣営の期待の高さが窺われる。


タイセイグルーヴィは、9走目にしてようやく未勝利を脱したばかりの馬であるが、内6走がメンバー中最速の上がり3F時計を計時するという堅実な末脚の持ち主。

しかも、負けた競馬での最大着差は0.6秒であり、相手なりに競馬ができそうなタイプである。


前走騎乗後の福永騎手のコメントは、「これをキッカケにトントンといけそう。」とのものであり、ここでも馬券圏内なら十分に狙いの立つ1頭だ。



東京11R


購入金額 3,000円


3連複 フォーメーション

 1頭目 8 - 2頭目 10、12 - 3頭目 1、2、3、4、5、6、7、9、10、12、13、14、15、16、17

 (27点:各100円)


馬連 ボックス 8、10、12 (3点:各100円)