①2003年以降に東京芝2400m(稍重・重)で行われた16~18頭立てのレース


該当レース数は、10レースのみ。


1番人気馬の成績は、勝率=30.0%、連対率=40.0%、複勝率=60.0%となっており、信頼度は低めの数値となっている。


脚質傾向としては、後方馬に不利(1着数シェア=0.0%、3着内数シェア=3.3%)となっている。

上がり3F時計1位の馬の成績は、勝率=33.3%、連対率=53.3%、複勝率=66.7%、2位の馬の成績は、勝率=33.3%、連対率=44.4%、複勝率=66.7%となっており、末脚の堅実な馬が馬券の対象となる可能性の高いレース条件となっている。


枠順については、1枠と外枠が良績を残している。


②2003年以降の青葉賞


馬場状態については、2008年が稍重で行われたほかは、全て良で行われている。


1番人気馬の成績は、5-0-2-2となっており、信頼度は高い。

1番人気馬の内、馬券の対象外となった馬はいずれも前走が500万条件勝ちであった。

1着馬の人気順は、1(5頭)、2(2頭)、3、6番人気となっており、3番人気以内の馬の優勝可能性が高いレース傾向にある。

8番人気以下の馬で馬券の対象となった馬は、2007年のトーセンマーチ(15番人気)1頭のみとなっている。


前走着順については、前走1着馬が4-5-4-58となっており、馬券の対象となった27頭中13頭を占めている。

同級1着馬についてみると、3-1-0-1となっており、馬券に絡めなかった馬は2004年のアドマイヤビッグ1頭のみとなっている。



③結論


現在1番人気のフェノーメノであるが、馬券圏外の可能性もあると見ている。


前走の弥生賞はメンバー中3位の上がり3F時計を計時したとはいえ、出走馬15頭中8頭が34.7秒~35.0秒というレースでの34.8秒に過ぎない。

過去一度もメンバー中最速の末脚を繰り出したこともなく、際立った末脚の破壊力を持った馬とは言いがたい。


注目しているのは、同じ前走6着でも皐月賞で6着のサトノギャラント


皐月賞で計時した上がり3F時計はメンバー中4位であるが、上位3頭はゴールドシップ(4番人気=1着)、ワールドエース(2番人気=2着)、グランデッツァ(1番人気=5着、サトノギャラントとはハナ差)であるから、世代トップクラスの末脚の破壊力を持つ馬と見て良い。

しかも、馬場状態が稍重でのパフォーマンスだけに、今回の馬場状態での信頼も揺るがない。


距離についても、「ノリも距離は”全然気にならない”と言っていた。勝ってダービーに進みたい(藤沢和雄調教師:東スポ)。」から、不安なしと考えている。


皐月賞に騎乗後の横山騎手のコメントは、「できればダービーの権利を取りたかった。」とのものであり、4着以内を意識して騎乗していたことが窺われる。

シューティングスターも同じ思いで皐月賞での先物買いをした訳であり、横山騎手なら今回のチャンスを結果に繋げてくれると信じたい。


http://ameblo.jp/ontheturf/entry-11223679539.html


相手筆頭には、連闘でも新緑賞勝ちのカポーティスターを挙げる。


ゴール前まで後続との着差を広げ続けた末脚の伸びは圧巻。

騎乗後の田辺騎手のコメントは、「先々が凄く楽しみな馬。」とのもの。


マウントシャスタ(毎日杯=2着)に2着で敗れた新馬戦騎乗後のC.デムーロ騎手のコメントは、「勝った馬は強かったけど、この馬もよく伸びてくれたし、素質を感じた。」であった。


過去4走全てでメンバー中最速の上がり3F時計をマーク。

ローテーションは楽でないが、世代トップ・クラスの末脚の破壊力を持つ馬であることは疑いようがない。



東京11R


購入金額 3,000円


3連単 フォーメーション 2、3着マルチ

 1着 5 ⇒ 2着 13 ⇔ 3着 1、3、7、8、12、15、16 (14点:各100円)


3連複 軸2頭流し

 5、13 - 1、3、7、8、12、15、16 (7点:各100円)


馬単 フォーメーション

 1着 5、13 ⇒ 2着 3、5、7、8、13 (8点:13⇒5のみ200円、その他各100円)