①2003年以降に中山芝1800m(重・不良)で行われた10~12頭立てのレース
該当レース数は10レースのみ。
1番人気馬の成績は、1-4-1-4となっており、勝率は低い。
脚質傾向としては、逃げ馬6-0-1-3と高い勝率を示している。
上がり3F時計1位の馬の成績は、4-3-1-2となっており、道悪でも堅実な末脚を発揮できるタイプの信頼度が高いレース傾向にある。
②2003年以降に行われた中山記念
馬場状態については、2009年が稍重、2003年と2006年が重、2010年が不良で行われており、そのほかの年が良で行われている。
1番人気馬の成績は、4-1-1-3となっており、信頼度は高い。
1着馬の人気順は、1(4頭)、2、4、6(2頭)、13番人気となっており、基本的には上位人気馬の優勝可能性が高いレース傾向にある。
前走がマイルCSであった馬は2-1-0-1となっており、馬券の対象外となったのは2003年のテレグノシス1頭のみとなっている。
③結論
現在1番人気のトゥザグローリーであるが、優勝可能性の見込める有力な1頭と見ている。
前走の日経新春杯は、58.5キロの斤量を背負って優勝。
上がり3F時計がメンバー中最速であったことからも、能力の抜けた馬であることは間違いない。
2010年のマイルCSでは、3歳にして優勝馬エーシンフォワードから0.5秒差(7着)の1.32.3(良)で1600mを走破しており、スピード対応も十分に可能だ。
ドバイシーマクラシックに向けて本気では走らないと見る向きもあるようであるが、果たしてそうだろうか。
世界のトップクラスを相手に勝ちに行くには、日本のG2・1800mの流れを経験させておくことが、スタミナ面でのダメージを残さないことを考え合わせても、ベストの”トレーニング”になるのではないかと考える。
池江調教師がドバイで勝ちにいくことを考えているのであれば、ここで当然に勝ってくれることを期待しているはずだ。
但し、今回は残念ながら馬場状態が悪く、①に記載した通り前が有利な条件となっており、昨年のマイルCS2着のフィフスペトルの一発も期待可能と見ている。
昨年の夏至Sはこのコースを逃げ切っており、シルポートを見る形で競馬ができるだけのスピードを有している。
キングカメハメハ産駒という血統面を考慮しても、道悪が他馬との比較の上で極端に不利となることはあるまい。
中山11R
購入金額 3,000円
単勝 9 (500円)
3連単 フォーメーション 2、3着マルチ
1着 9、11 ⇒ 2着 9、11 ⇔ 3着 1、2、3、5、7 (20点:各100円)
馬連 流し 9 - 1、2、3、5、7 (5点:各100円)