①2007年以降に阪神芝・外回り1600m(稍重・重)で行われた12~14頭立てのレース
該当レース数は3Rのみ。
1番人気馬の成績は2-1-0-0となっており、この3レースのみのサンプルについてみれば信頼度は高い。
脚質傾向としては、中団馬が2-2-2-9となっており、1~3着馬の各3分の2を占めている。
但し、1着馬3頭の3角通過位置が5番手以内となっており、先行に近い形で競馬のできる馬の方が優勝可能性が高いといえる。
②2007年以降に行われたアーリントンカップ
馬場状態については、全て良で行われている。
1番人気馬の成績は、0-2-0-3となっており、信頼度は低い。
1着馬の人気順は、2、4、5(2頭)、6番人気となっており、中位人気馬まで優勝可能性の見込めるレース傾向にある。
また、2着馬の最低人気は12番人気、3着馬の最低人気は10番人気となっており、波乱の可能性十分のレースといえる。
脚質傾向としては、先行馬有利(1着数シェア=40.0%、3着内数シェア=46.7%)となっている。
逃げ馬の成績は、2-0-1-2となっており、開幕週馬場だけに馬券の対象となる可能性が高くなっている。
前走について、ダート500万条件(1400m)以下の馬が3頭馬券の対象となっている。
軽視すると危険な馬と認識しておきたい。
③結論
現在1番人気のダローネガであるが、ここでは能力が一枚上と見ている。
前走の朝日杯FSは、大外枠から小出しに脚を使っての5着。
明らかに内の先行馬有利の流れだけに、不利な条件を正攻法で負かしに行っての競馬内容は、能力の高さを感じるのに十分である。
岩田騎手は、2走前のデイリー杯2歳Sに騎乗し2着している。
騎乗後のコメントは、「最後は本当にいい脚を見せてくれたし、凄い力を持っている。」とのもの。
また、前走の朝日杯FSに騎乗後の佐藤騎手のコメントは、「やっぱり外枠は厳しい。一生懸命走っているし、収穫があって悲観する内容ではなかった。マイルより2000mの方がいい。」とのものであり、はっきりと皐月賞を見据えている。
岩田騎手は、この馬にとってこのレースが持つ意味を十分に分かっているはずだ。
相手の有力候補には、前走ダート1400mで500万条件勝ちのワイドバッハ、ダート1600mで500万条件勝ちのヴィンテージイヤー、2007年以降馬券の対象となった例のないきさらぎ賞組ではあるが、今回も先行ならもうひと踏ん張りが効きそうなローレルブレットとジャスタウェイの4頭を挙げる。
阪神11R
購入金額 3,000円
3連複 フォーメーション
1頭目 9 - 2頭目 1、8、10、13 - 3頭目 1、2、3、5、7、8、10、11、13 (26点:各100円)
馬連 流し 9 - 1、8、10、13 (4点:各100円)