①2003年以降に東京ダート1600m(良)で行われた16頭立てのレース


該当レース数は344レース。


1番人気馬の成績は、勝率=32.9%、連対率=49.7%、複勝率=60.5%となっており、連対率はやや低めの数値となっている。


脚質傾向としては、先行馬有利(1着数シェア=46.2%、3着内数シェア=38.3%)となっている。

上がり3F時計1位の馬の成績は、勝率=34.5%、連対率=55.8%、複勝率=70.1%となっており、末脚堅実な力量上位馬が馬券の対象となる可能性の高いレース条件となっている。


枠順については、特段顕著な傾向は窺われない。



②2004年以降に行われたヒヤシンスS


馬場状態については、2005年と2007年が不良、2010年が重、2011年が稍重となっており、その他の4年のみ良で行われている。


1番人気馬の成績は、4-2-0-2となっており、信頼度の高いレース傾向にある。

1着馬の人気順は、1(4頭)、3(2頭)、5、7番人気となっており、極端な低人気馬の優勝可能性は低いレースと見なっている。


脚質傾向としては、逃げ馬が0-1-0-7、後方馬が1-0-0-33となっており、いずれも馬券の対象となった馬は1頭ずつとなっている。

上がり3F時計1位の馬の成績は、5-2-1-3となっており、好位から末脚を伸ばせるタイプがもっとも信頼できる脚質といえる。


前走については、前走下級条件の1着馬が5-5-8-40となっており、更に前走の上がり3F時計1位の馬の成績が3-3-4-19となっている。



③結論


現在1番人気のフリートストリートであるが、優勝可能性を秘めた有力馬の1頭と見ている。

前走勝った、くすのき賞に騎乗後の中舘騎手のコメントは、「まだ完成途上でこの勝ちっぷり。気性も穏やかで器用さもセールスポイント。この世代でトップクラスのものを持っているんじゃないか。」とのもの。

このレースでの競馬が楽しみな1頭といえる。


注目しているのは、前走の500万条件勝ちがこのレースと同じ舞台だったメイスンキャプテン

武士沢騎手がヤネになって、今回が4走目となるが、2走前の黒竹賞騎乗後に「このクラスでも通用する馬。左回りで直線の長い東京ならもっとやれそう。」とコメントし、前走はこの舞台で有言実行を果たしている。

過去4走全てがメンバー中最速の上がり3F時計となっており、混戦ムードのこのメンバー構成なら、馬券圏内の有望な1頭と見ている。



東京10R


購入金額 3,000円


馬連 ボックス 3、4、6、10 (6点:各100円)


3連複 フォーメーション

 1頭目 4 - 2頭目 3、6、10 - 3頭目 1、3、5、6、8、10、13、14、15、16 (24点:各100円)