地方のM&A案件を進めている関係で、長時間新幹線に乗っている機会が増えたたため、自然と読書の時間が増えている。


この本も、駅に隣接した店に並んでいて手にしたものだ。


何気ない日常の流れの中の、たまたま起こった出会いをきっかけに不倫の世界に嵌まってしまった男の話であるが、カミさんとの結婚に至るプロセスを思い返してみて、男と女の中などそんなもので始まることが分かっているだけに怖さを感じる。


昨年映画化されたようだが、カミさんと見るのは気まずそうだ(笑)。


幸い不倫できるようなヒマも甲斐性もないが、少なくとも馬のケツに魅力を感じているうちは、面倒なことにならなくて済みそうだ。



夜明けの街で (角川文庫)/東野 圭吾

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