①2003年以降に東京芝2000m(良)で行われた18頭立てのレース
該当レース数は28レース。
1番人気馬の成績は、勝率=28.6%、連対率=50.0%、複勝率=60.7%となっており、勝率は低めの数値となっている。
脚質傾向としては、中団馬有利(1着数シェア=53.6%、3着内数シェア=52.4%)となっている。
上がり3F時計1位の馬の成績は、勝率=30.6%、連対率=44.4%、複勝率=61.1%となっており、末脚の強力な馬が馬券の対象となる可能性の高いレース条件となっている。
枠順については、7枠と8枠に不利な傾向が窺われる。
②2003年以降に行われた天皇賞(秋)
馬場状態については、2004、2007、2010年が稍重、そのほかの年が良馬場で行われている。
1番人気馬の成績は、5-1-1-1となっており、信頼度はかなり高い。
脚質傾向としては、1着馬について、逃げ馬、後方馬が不利(該当馬なし)となっている。
馬券の対象となった24頭の内、3角位置5番手以内でレースを進めた馬が9頭、6番手以下が15頭となっており、中団の馬に有利な傾向が窺われる。
前走傾向としては、1着馬8頭中7頭、2着馬8頭中4頭、3着馬8頭中5頭が連対を果たしており、軸を決めるなら前走連対している馬を選ぶことが賢明といえる。
③結論
現在3番人気のアーネストリーを最有力視する。
18番枠が懸念されているが、2003年のシンボリクリスエスがこの枠からレコードで優勝を決めている例もあり、能力が高ければそれほど神経質になる必要はないのではないかと考えている。
昨年の天皇賞(秋)は、「勝った馬が強すぎて、馬もその走りを見てしまったのか、最後は伸び切れなかった(佐藤騎手)」為、ペルーサにも交わされて3着となった。
今年のアーネストリーは、宝塚記念をレコードで優勝し、ブエナビスタを封じており、そう易々と勝負を諦めるとは思えない。
心配するのはむしろ骨折明けの佐藤騎手の状態の方だが、ここは気持ちで仕事をしてくれると信じている。
東京11R
購入金額 1,000円
3連複 軸1頭流し 18 - 4、5、7、11、12 (各100円)