①2001年以降に行われた菊花賞


馬場状態については、全て良馬場で行われている。


1番人気馬の成績は、2-1-2-5となっており、信頼度は低めとなっている。


脚質傾向としては、1着馬について先行馬有利(1着数シェア=60.0%)、馬券圏内について先行、中団馬が互角(3着内数シェア:先行=43.3%、中団=40.0%)となっている。


上がり3F時計1位の馬の成績は、勝率=20.0%、連対率=60.0%、複勝率=70.0%、2位の馬の成績は、勝率=25.0%、連対率=58.3%、複勝率=66.7%となっており、3000mの距離においても決め脚を発揮できる脚質の馬が、2着もしくは3着に入線する可能性の高いレース条件となっている。


枠順に特段顕著な傾向は窺われない。



②結論


オルフェーヴルの3冠に輝く可能性が高いと見る。


前走の神戸新聞杯は超スローペースを見事に折り合い、楽々とウインバリアシオン以下を千切る極めて強い内容。

多くを語らずとも、死角なしと見るのが当然であろう。


相手筆頭には、武豊騎手の騎乗するショウナンマイティを挙げる。


前走の神戸新聞杯は、自身も上がり3Fで33.5秒の脚を使いながら、オルフェーヴルに1.0秒の着差を付けられて5着に敗退。

騎乗後の武騎手のコメントは、「阪神より京都コースの方がいいから、本番はそのあたりで巻き返せないか。」とのもの。


この馬の脚質の特徴としては、勝負どころでの反応が悪いものの、終わってみればメンバー最速の3F時計で上がっているというところにある。

武騎手のコメントは、3~4角の下りを利用して加速できる京都コースを意識したものであろう。


また、弥生賞でもそうであったが、中距離戦では「もう少し距離があれば」という印象が残る。

父=マンハッタンカフェという血統背景からも、長距離戦でこれまでの評価を覆すパフォーマンスを見せてくれることを期待できる1頭と見ている。



京都11R


購入金額 1,000円


3連単 2、3着マルチ 1着 14 ⇒ 2着 18 ⇔ 3着 1、8、11、13、16 (各100円)