日本フードサービス協会。

デフレの著しい外食産業の業界環境を考えれば、随分立派な数字という印象だ。

東京ディズニーランドの来場者も戻っているようだし、少なくとも震災に伴う過剰な自粛ムードは、殆ど影響が消えた様に感じる。

それでも、商売をしている方の話を伺うと、引き続き個人の財布の紐は固いというから、優勝劣敗の流れが強まっているのであろう。

売れるモノやサービスを提供出来ない事業者は容赦なく淘汰されていく。
「それは、社会にとっていいことなんだ。」

もっともらしい声が聞こえるが、果たしてそれだけだろうか。

余裕のない社会とも見えはしないか。

ヒズミのもたらすエネルギーの行き場に注意しなければならないことを、我々は震災で学んでいる。