①2001年以降に中山芝2200m(良)で行われた18頭立てのレース
該当レース数はわずかに8レースのみ。
連対馬はすべて4角7番手以内の競馬となっており、後方から末脚一気の脚質の馬には厳しいレース条件となっている。
②2001年以降に中山で行われたセントライト記念
2002年を除く9年が該当。
馬場状態については2001年と2008年が稍重、2003年が不良で行われており、その他の年は良で行われている。
1番人気馬の成績は、2-3-0-4となっており、連対率のみまずまずの数値を示している。
1着馬の人気順は、1(2頭)、2、3、4、5、8、9、12番人気となっており、低人気馬でも十分に狙いの立つレース傾向にある。
脚質傾向としては、後方の馬に不利(0-1-0-32)となっている。
前走傾向としては、昇級戦で優勝した馬は2頭のみであり、7頭は重賞組となっている。
但し、馬券の対象となった馬は27頭中13頭となっており、馬券の組み立て方次第では昇級戦組を中心視することも可能である。
③結論
現在8番人気のトウシンイーグルから入る。
前走の阿賀野川特別は、「向正で挟まれてハミを噛んでしまった(蛯名騎手)。」為、最後はオーシャンブルーの決め手に屈してクビ差同タイムの2着。
上がり3F時計はメンバー中2位であり、蛯名騎手も「能力はある。」とコメントしている。
今回騎乗する吉田隼人騎手は、5月の早苗賞(2着)で騎乗。
「大外枠から頑張ってくれた。」のコメントから、良い感触を持って乗ってくれると思われる。
2走前に騎乗した佐藤騎手の「切れ味はあるが器用さが無い。まだまだ成長してきそう。」からも、内枠から外に出して行った前走の競馬ぶりからも、好位から抜け出す脚質には、現状この枠がむしろプラスに働くと見ている。
父=ハーツクライ、母父=Seattle Slewの血統からは長距離に適性のある可能性が高く、菊花賞の舞台で大いに楽しみな1頭である。
この馬に騎乗した多くのジョッキーたちのコメントのみならず、「3歳同士なら重賞でも差は無い(山内調教師:競馬ブック)。」、「なんとか権利を取って欲しい(上籠助手:東スポ)。」のコメントからも、この馬が高いポテンシャルを持っていることは間違いないと見ている。
中山11R
購入金額 1,000円
単勝 16 (100円)
複勝 16 (200円)
馬連 流し 16 - 1、2、3、5、7、14、15 (各100円)