①2001年以降に函館芝2000m(良)で行われた16頭立てのレース


該当レース数は39レース。


1番人気馬の成績は、勝率=30.8%、連対率=51.3%、複勝率=56.4%となっており、連対率のみまずまずの数値を示している。


脚質傾向としては、先行馬有利(1着数シェア=59.0%、3着内数シェア=46.2%)となっている。

上がり3F時計1位の馬の成績は、勝率=34.9%、連対率=60.5%、複勝率=69.8%となっており、洋芝でも末脚のしっかりした力量上位馬を有力視すべきといえる。


枠順については、8枠不利の傾向が窺われる。



②2001年以降に函館競馬場で行われた函館記念


2009年を除く9年が対象となる。


馬場状態については、2006年のみ稍重で行われており、その他の年は良馬場で行われている。


1番人気馬の成績は、2-3-0-4となっており、連軸としてはまずまず信頼できる数値(連対率=55.6%)を示している。


脚質傾向としては、先行、中団ポジションの馬が有利となっている。

上がり3F時計1~3位の馬の成績は以下の通り。


1位 勝率=44.4%、連対率=44.4%、複勝率=55.6%

2位 勝率=36.4%、連対率=54.5%、複勝率=63.6%

3位 勝率=0.0%、連対率=22.2%、複勝率=66.7%


洋芝で末脚の確かな馬を中心に馬券を組み立てることが、重要なポイントといえる。



③結論


マイネルスターリーの連覇が濃厚と見ている。


洋芝での成績は、札幌=5-0-0-3、函館=2-0-0-0となっており、巧者ぶりは明らかである。


前走の巴賞は、23週の休み明けで58キロの斤量を背負っていたにもかかわらず、メンバー中最速の上がり3F時計をマークして優勝している。


騎乗後の丹内騎手が、「これを叩いて更に良くなってきそうだから、次も楽しみ。」とコメントしていることも、十分に頷けよう。


8枠を引いてしまった不運が若干気になるので、馬券戦略上は馬連も押さえておきたい。



函館11R


購入金額 1,000円


単勝 16 (500円)


馬連 流し 16 - 2、4、6、9、15 (各100円)