①2003年以降に東京芝2400m(良)で行われた18頭立てのレース


該当レース数は28レース。


1番人気馬の成績は、勝率=42.9%、連対率=57.1%、複勝率=75.0%となっており、信頼度は高い。


脚質傾向としては、中団の馬に有利(1着数シェア67.9%、3着内数シェア=56.5%)となっている。

上がり3F時計1位の馬の成績は、勝率=51.4%、連対率=68.6%、複勝率=80.0%となっており、末脚の堅実な実力上位馬が馬券の対象となる可能性は高い。


枠順については、1、2、8枠の馬が良績を示している。



②2003年以降に行われた優駿牝馬


馬場状態については、2004、2008、2010年が稍重、その他の年が良で行われている。


1番人気馬の成績は、3-1-0-4となっており、複勝率は低めの数値となっている。

1着馬の最低人気は6番人気、2着馬の最低人気は13番人気(2頭)、3着馬の最低人気は9番人気となっており、馬券圏内の対象としては穴狙いが可能なレース傾向にある。


前走レースについては、1着馬9頭中7頭、2着馬7頭中6頭、3着馬8頭中6頭が桜花賞となっている。

前走が桜花賞、フローラS、スイートピーS以外のレースから馬券の対象となった馬はない。



③結論


前走の桜花賞では、5番人気に支持されながら、12着に惨敗したライステラスを馬券圏内の軸とする。


桜花賞の敗因は、掛かるのを抑える際にトモを捻ったものとのこと。

原因が原因だけに、大敗は当然であろう。


母父=スピードワールドの血統から一見2400mの距離が不安に映るが、Mr. Prospector 12.50% 4 x 4、Northern Dancer 6.25% 5 x 5の血統構成を良くみてみれば、むしろ魅力的にさえ感じる。

「血統的にこなせていい(和田調教師:東スポ)」のコメントもそのあたりであろうし、競馬ブック誌の井出氏が”血統から推す!」で抜擢していることも心強い。


一週前追い切りの動きは抜群であり、状態面に不安はなさそうに見える。

ストライド走法のフットワークからも、スプリンタータイプでない可能性を十分に感じる。


阪神JF3着(2着=ホエールキャプチャ)、チューリップ賞2着(3着=メデタシ→桜花賞4着)の力関係からも、馬券圏内に割って入ることができるだけの実力は十分に有している。


2004年に、桜花賞での5番人気7着の結果から巻き返し、見事オークスを制したダイワエルシエーロの再現を期す。



東京11R


購入金額 1,000円 


単勝 7 (100円)


3連複 フォーメーション 1頭目 7 - 2頭目 9、12 - 3頭目 1、3、9、12、16、17 (各100円)