9月11日(年間第24主日) ルカによる福音書15章1~32節または15章1~10節  | 絶えざる御助けの聖母信心会

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9月11日(年間第24主日) ルカによる福音書15章1~32節または15章1~10節

今日の福音朗読には、3つのたとえ話があります

 

。1つはいなくなった羊の話、もう1つはコインがなくなった話、最後は放蕩息子の話です。

 

イエス様が地上に来られた時、イエスには、罪によってさまよっていた人々を父である神のもとに連れ戻すという使命があったのです。

 

イエスは罪人たちのところに出て行き、回心を呼びかけました。

 

「神の国は近づいた。回心して福音を信じなさい」(マルコ1章15節)。

 

イエスのこのたとえ話において、迷子になった羊やなくなったコイン、放蕩息子とは、罪人のことです。


人はもし何かがなくなったらそれを探します。

 

そして見つければ嬉しくなります。

 

イエスにとっては、それはご自分の使命の成就でした。

 

ここに、イエスが人となられた理由があります。

 

神が一人ひとりに向けている愛はとても大きいです。

 

神にとって、たとえ罪の状態にある人でも、一人ひとりは神に似せてつくられた存在であり、神は、罪によって歪められたその姿を元の姿に戻したいと願っているのです。

 

今日は、すべての罪人のために祈りましょう。