7月31日 ルカ12章13-21節(年間第18主日)
この福音書に書かれているイエスのメッセージは非常に明確です。
物質的な財産が豊富にあるからといって、長い人生や永遠の幸福は保証されません。
人は、生きるために財産が必要です。しかし、ここで重要なことは、これらの財産を集めることはむしろ自己中心的な考えであり、その人は精神的なものを脇に置いてしまっているということです。
人間にとって心の豊かさは、物質的なものを追い求めることよりも大切です。
霊的な豊かさは、私たちの愛する力とゆるす力を成長させてくれます。
また、父なる神、子なる神、聖霊なる神と親しむ力を成長させてくれます。
一人ひとりが人生の終わりの時にも消えることのないこの豊かさに気づくように、招かれています。