ロクでなし魔術講師と禁忌教典


1年間無職を続け、家主であるセリカのすねをかじり続けていた青年・グレンだったが、ついに痺れを切らされて、強制的にアルザーノ帝国魔術学院の非常勤講師として働くこととなる。

初めは仕事を早く辞めたいと願い、やる気のない授業を繰り返すが、生徒の一人であるルミアの頑張りを見たことで「ほんの少しのやる気」を出し、学生たちがそれまで学んだことのないような授業を行うようになる。それまで評判は最悪だったが、一躍して人気の講師となった。そんな中、政府と敵対する魔術結社「天の智慧研究会」が学院を襲い、グレンは戦いに巻き込まれていく。










終末なにしてますか? 忙しいですか? 救ってもらっていいですか?

舞台は、地上を正体不明の怪物である〈獣〉たちに蹂躙され、人間を含む多くの種族が滅ぼされた後の世界。かろうじて生き残った種族は地上を離れ、浮遊大陸群(レグル・エレ)と呼ばれる空飛ぶ群島の上に暮らしている。

地上が滅びる前の戦いで石化し、一人だけ死を逃れた準勇者(クアシ・ブレイブ)ヴィレム・クメシュは、500年後の空の上で目を覚ます。守りたかったものを守れず、それどころか自分一人だけが生き残ってしまった絶望や莫大な借金から世捨て人のような生活を送っていた。が、グリックの好意から始めた兵器管理の仕事の中でクトリら妖精兵たちと出会う。

妖精兵は、使いまわしの効く超兵器である遺跡兵装(正体はかつて人間の勇者が使っていた聖剣)を与えられ戦場に送り込まれる、使い捨ての兵器だった。そのことを知ったヴィレムは、世捨て人であることをやめ、いま自分にできることを探し始める──