皆様こんにちは。
航空自衛隊の戦闘機とブルーインパルスを撮影した写真でカレンダーを製作・販売する音速光画部(おんそくこうがぶ)です。
2018年6月2日から始まったこのブログもとうとう最終回。
ブログは残しとくので、「あの写真よかったな」とか「またあのネタで笑いたい」とか思ったら読み返してくださいね。
最終回だけにどうしたもんかな?と思うのですが、過去にいただいた質問に答えつつ未公開の写真(たぶん)を貼っていきますので、楽しんでいただければ幸いです。
先日の撮影のときのこと。
空友さん方と別々の場所で撮影し、後で合流した際に「あそこから撮ったらこんな感じでした。」と写真をデジカメのディスプレイでお見せしたところ、
Q.何でそんな真ん中で撮れるんですか?
と複数人からご質問いただきました。
うーん…
A.分からん!真ん中にきたときにシャッターボタン押せばいいんじゃね?(この写真は既出)
というか私も教えてほしいです。
とはいえ過去を振り返るといくつか思うところがありますので、原因を一緒に考えてみましょう。
①連射している、もしくは闇雲に何度もシャッターボタンを押している
一眼レフの場合シャッターボタンを押すとミラーが上がって露光する為、ファインダーが一瞬真っ暗になり被写体が見えません。たぶん原因の一つはここかと。被写体をよく見て引き付けて撮るべし。
ミラーレスの人は知らん。
つーか連射だと撮ったんじゃなくて写ってた、が正解じゃね?←これと200㎜は広角、とカメラ屋の仲良しの店員さんに言ったら爆笑されました
②レンズの長さに慣れていない
一番遠くに見える建物や山など、動かないものを望遠レンズで狙ってみましょう。
このとき手ブレ補正はオフにしてくださいね。
どうですか?真ん中にバッチリ捉えられますか?たぶんグラグラしてファインダーの真ん中にピタッ!と捉え続けられないんじゃないでしょうか?
動かないものを真ん中に捉えるのが難しいなら、動いてるものを捉えるのはもっと難しいです。
③構え方が悪く、レンズを支え切れていない
超望遠レンズ、結構重いです。どう構えてるのか見てないので何とも言えませんが、構え方が悪いと支え切れないんじゃないかと。
私は猟銃の構え方を参考にしています。
参考までにライフルの構え方で検索したところサバイバルゲームのサイトが出てきましたが、ちゃんと構えないと遠くの目標に当たらないようです。
これカメラも一緒じゃね?
武道でも何でも構えは大切。
そして右から飛んできて正面で旋回開始、左後ろへ飛んでくのを撮る場合は10~11時の方向に先に構えています。
④日の丸構図
過去にどうしたら動いてるものを上手に捉えられるのか?と戦闘機以外で練習したときのこと。
これはかなり意識して練習し、治しました。
恐らく原因は一つだけではなく、①~④が混じってるのではないか?と思われます。写真見てないから分からんけど。
よかったら参考にしてくださいね。
対策としてレンズが600㎜なら450㎜位、400㎜なら330㎜位で一回り大きく撮って、後から一回りトリミングして構図を整えるのがいいんじゃないかな?と思います。
とトリミングの魔術師が言ってみる。単焦点レンズの人は知らん。
今どきの一眼レフは初心者向けのエントリーモデルでもかなり高画素みたいですので、しっかり解像してれば多分大丈夫。
某雑誌の投稿規定にも「長辺3,000ピクセル以上の高画質画像が望ましい」と一時期書いてありましたので、長辺3,000ピクセルまでは高画質って言えるんじゃね?知らんけど。
実は私最近上達してきた実感がありまして、
先日の小松基地で撮影してアップした写真、全部トリミング無しでした(教導隊の写真のみ露出補正)。
自分でも驚きです。
そして他にいただいた質問ですが、人様に写真を見せたとき「どうやったらこんな写真撮れるの?」と聞かれることが稀によくあります。
…どうって言われても、ねぇ?
三脚使って連射しまくってるんっすよ!ってな答えを期待されてるのかもしれませんが、残念ながら手持ちだし連射しないし。
強いていうなら頭の中で下書きしてるくらいでしょうか?あとはその下書きに近付くように立ち位置を変えたり、航空祭の場合は下見したり、といったくらい。
あとはその場にいること、でしょうか。
何を馬鹿なこと言ってるんだ?と思われるかもしれませんが、足しげく飛行場へ通われる方なら分かってもらえるかも。
「〇〇が撮りたい!」って思っても、それが飛ばなければ(もしくはそういう飛び方しなければ)撮れませんので。
過去に写真上手に撮りたい!と思ったときに、「そもそも写真とは何ぞや?」と自分に問いかけました。
そして出た答えは「写真は瞬間を切り取って絵にする作業」でした。
もともと音楽が好きでCDやレコードのアートワーク等を見るのも好きでしたし、一人で美術館に絵を見に行ってたのも大きかったのかもしれません。
高校の美術の時間に先生が「印象派は光をどう捉えるか?という考え方の人達」と教わったのも影響あるかと。
撮影=影を撮る、すなわち光をどう捉えるか、だと思います。
後は「人様に写真をみせる」=「見せる」ではなく、「魅せる」じゃないとダメだ!と強く思いました。
世にいう「バエる」というやつでしょう、きっと。
戦闘機に興味がない方に写真を見せたときに「凄い!」「映画のワンシーンみたい!」と言っていただいたことがあります。
自分でも上手に撮れたなーと思った写真でしたが、興味なくてもカッコいいと思ってもらえるんだなーと自信になりました。
上記等のことを人にお話ししたところ、「ストイック」と言われたことがあります。
は?ストイック?
ストイックってあれでしょ、辛くて苦しいことに耐えて頑張ることでしょ?
好きだから楽しんでやってるのに、何でストイックなわけ?
もしかして私ストイックって言葉の意味はき違えてる?
この動画撮影されてる方。
私何度も撮影ポイントでこの方と一緒になったことがあります。
機材についてお話した際、「それオートフォーカス効きます?」って聞いたら「ほとんどあてにならないからマニュアルフォーカスで撮ってる」って言われてました。
空き時間にカメラ素振りしてるんですよ、この方。共通の知り合いと話してたら、CM等撮られてるプロのカメラマンなのだそうな。
いつぞやのブログで音速光画部のモットーの一つは「No Guts,No glory」ともう一つ「No pain,No gain」と書きました。
痛み無くして前進なし、です。
初めて行く新田原基地航空祭でタックデパーチャー(通称ぱっかん)を撮りたい!と思い、立ち位置どうしたらいいか調べまくりました。
何でそこまでするのか?どうしても撮りたいからです。
段取り八分、仕事二分。
撮影に行く前にどこから撮るのがいいか調べて検討してます。
「No pain,No gain」を書いた後にですが、「犠牲」という文章を見たことがあります。
何かを得るためには何かを犠牲にしないといけない。それはお金だったり時間だったり人間関係だったりするが、犠牲なくして得られるものはない。という内容でした(すいません、写真に撮ってないので詳細は分からないです)。
その文章に深く共感した私。
どこで見たって、遠く離れた宮崎の地でその文章を見ました。
この写真撮ったときです。
どこで見たかと言いますと、
冗談みたいな名前のお弁当売ってるナガノヤさん(スーパーマーケット)のお手洗いでした。
お弁当の名前はウケ狙いだけど、貼りだしてる文章の内容は超マジメでした。
その文章読んで、すごく救われた気持ちになったんです。
カレンダーに使える写真が撮れるようにたくさん時間やお金を費やしましたし、ブログを見てカレンダーを買ってもらいたいから下手な写真は撮れない、魅せる写真を撮らないといけない!とかなりの覚悟で臨んでました。
楽しく読んでもらいたいから面白おかしくネタ書いてましたけど。
技術や機材、知識や経験で太刀打ち出来ないなら情熱でカバーせねば!と思ってやってきました。
だから情熱で負けたらダメだ!と。
そもそも勝ち負けの問題ではありませんけど。
そんなこんなで駆け抜けたあっという間の3年間、とても楽しかったです。
最後になりましたが、カレンダーを買ってくださった皆様。ありがとうございました。
宝物が増えたってブログで書いていただいたのを見て、自分の写真で人の心を動かすことが出来た!とめちゃくちゃ喜びました。
カレンダー委託販売と写真展に協力いただいたMS.cafeのとりさんようさん夫妻にも大変お世話になりました。
ブログを読んでいただいた多くの方にも支えられてここまで頑張ることができました。
ブログをやめても飛行機の写真を撮るつもりですし、MS.cafeさんにも遊びにいきますし、皆さんのブログも拝読しますので、どこかで見かけたら声かけてくださいね。
それでは皆様、ごきげんよう。

























