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ではでは、温泉分析書には「泉質名」が書かれていますが、自分で泉質名が付けられるようになるとその温泉の効果がより鮮明にわかるようになります。温泉の隠れた効果の発見にもなります。化学的な話になっりますが、ぜひ覚えて実践してみてくださいね。
【基本的な泉質名の付き方のルール】
①ルール1(単純温泉)→「温度」のルール→前々回
②ルール2(塩類泉)→「合計」のルール→前回
③ルール3(特殊成分を含む療養泉)→「個別」のルール→今回
【ルール2】特殊成分を含む療養泉・・・・・「個別」のルール
①水素イオン→1㎎以上→酸性泉
②総硫黄「硫化水素イオン+チオ硫酸イオン+遊離硫化水素」→2㎎以上→硫黄泉
※厳密には硫化水素イオン×0.970+チオ硫酸イオン×0.572+遊離硫化水素×0.941=2㎎以上
③遊離二酸化炭素→1,000㎎以上→二酸化炭素泉
④ラドン→8.25マッヘ以上または111ベクレル以上→放射能泉
※50マッヘ未満は「弱放射能泉」、50マッヘ以上で「放射能泉」
⑤総鉄イオン→20㎎以上→含鉄泉
⑥よう化物イオン→10㎎以上→含よう素泉
<泉質名の表記方法>
・「特殊成分-陽イオン-陰イオン」
例)含鉄-ナトリウム・マグネシウム-塩化物・硫酸塩泉
酸性・含硫黄-アルミニウム-硫酸塩・塩化物泉
・源泉温度が25℃以上あり溶存物質(ガス性のものを除く)が1,000㎎/㎏未満で特殊成分が2つ以上規定値に達している場合
例)酸性・含硫黄-単純温泉
酸性・含硫黄・鉄-単純温泉
以上、泉質名の付き方に関する3つのルールについての説明でした。