♪~夏の鈴音「真夏」。 句読点ひとつ・・・。 何処までも澄みゆく空に 真白な雲と 丁寧に書き記したスケジュール帳 透過した空への背景へと、溶け込むままに描写されて 流れゆく時間の袂さえ感じなくとも 日差しを遮り影らの傍から ひとつ音に 添えた栞の短冊が 揺られるまま風を見つめていたい・・。 夏の音を纏う木の葉に 一凛のまなざし