なんとなく考察の
一発目はこれにしたくて


というわけでDの意志について
考えていきましょう


Dが何を意味しているのか?
というのはまた別で考察していきます


あくまでもDの『意志』が
今回の焦点です



このように“D”の名前を持つ人
あるいはDの一族そのものは
何かしらの意志を持っているようです


そしてそれを解明していくための
最重要人物は
ゴール・D・ロジャー

この人でしょう
Dの意味や意志の
全てを知る人物であり
ロジャー自身もDの名を持っています

そして

ここはすごく重要な気がします

白ひげのこのセリフから
2つの事がわかります

①ティーチからはDの意志は感じられない

②Dの名前を持つからといって
無条件でDの意志も持っているわけではない

白ひげはロジャーの事をよく知る人物です
その白ひげがお前じゃない、と
断言している以上
Dの意志、少なくともロジャーの意志からは
程遠いということです

そしてティーチもDの名前を持っているにも
かかわらずそう断言されているので
Dの一族だからといって必ずしも
Dの意志を持っているとは限らないようです

この2つの事から更に考えていきます
お前じゃないと断言されたティーチですが
ティーチとは真逆の人物がいます


ルフィですね


ルフィとティーチは
性格や行動がほぼ真逆に描かれています

そしてティーチは白ひげに
お前じゃないと断言されてるわけですから
真逆のルフィは
かなりの可能性でお前
とも言えるわけです
実際に白ひげは
ルフィを殺すなと隊長たちに命じましたし
隊長たちも単なる命令として
それを聞いたわけではなく
期待を持ってルフィを援護し助けました

そうなると
Dの意志=ルフィの意志
とも考えられます

ただし、ここで非常に厄介な問題が
出てきてしまいます

おそらくDの意志というのは
人によってはとても崇高な
あるいは世界政府にとってはとても危険な
意志である感じがしますよね

実際に世界政府はDという名前や意味よりも
意志そのものやその意志を尊重する人物を
危険視してるように思えます
だからこそロジャーに関わった人たちは
トムさんのように直接的なクルーでなくても
処罰されているのでしょうし
その一方でDの名前を持ちながらも
ガープやサウロは海軍に所属できるのでしょう
特にサウロは家系にはみんなDがついてるけど
詳しくはわからないと言ってるので
意味も意志も知らないと思います


となると、これが厄介な問題ですが
Dの意志=ルフィの意志と言いましたが

ルフィには特に崇高な意志などない

という問題が出てきます


ルフィというのは
打算的でも計画的でも思想的でも
ありません
簡単に言えば根本的な思考は
小学生くらいです


もし、Dの意志が
世界政府の負の部分を暴き
天竜人による支配から
人々を解放する
みたいな意志であった場合

おそらくルフィにはそんな考えや意志は
毛頭ないと思います

わかりやすいところでは
ココヤシ村でアーロン一味を撃破した時も
ルフィはナミの生い立ちや
ココヤシ村の事情には無関心でした
この時のルフィの意志は
『うちの航海士を泣かせた』
という理由でアーロンを
ぶん殴りたかっただけで
その結果たまたま
ココヤシ村も救われた
というくらいのものです

そしてそれは今後も変わらないのではないかと
思います

変わる可能性があるとすれば
どこかで更に月日が経って
ルフィがもっと大人になって
その過程でそういう意志が芽生えなくては
いけませんが
あまり現実的ではなさそうです

他の可能性としては

シャンクスが言う
『ロジャーと同じあの言葉
エースが心残りと言った幼少の頃に宣言した
夢の果て
この2つは強調されてますから
最も強いルフィの意志だと思われます

限りなくDの意志に近いものである
と言える言葉だと思いますが

幼少の頃のルフィがそんな崇高な言葉を
言うとは到底思えません

じゃあルフィの夢の果てと
Dの意志はどう結びついてくるのか?


次回はそこをまたテキトーに
考察していこうと思います